赤い花と親しみのある葉の「ベニバナダイコンソウ」は、バラ科ダイコンソウ属の多年草です。
西アジア、南ヨーロッパ原産で、園芸品種として改良されています。
花弁が5枚、赤レンガ色から赤橙色の花が、花茎の先につき、やや横を向きます。
花期は5月から8月です。
今回は、「ベニバナダイコンソウ」の花言葉について解説します。
「ベニバナダイコンソウ(紅花大根草)」の花言葉
「将来有望」「満ちた希望」「前途洋々」といいます。
「ダイコンソウ」と共通する花言葉です。
悪い意味はなく明るく希望に満ちた言葉が揃い、贈り物やお祝いに向く花言葉です。
一方、不幸な場面やお見舞いの時は合いません。
「将来有望」
ダイコンソウの名の由来は、小さい葉から大きい葉へと左右対になって生えるところが、ダイコンの葉に似ている為です。
この葉を、「末広がり」つまり、後になるほど運が開け縁起が良いという意味と見て、付けられた花言葉です。
後輩や教え子へ贈るのに向きます。
この花言葉が合わなさそうで合うのは、出来が悪い教え子です。
今の出来が悪い場合、少しでも良くなれば、相対的に上達がはっきり分かります。
但し、後継者にするなど、ゴール地点が決まっている場合や、学ぶ意欲がそもそも欠けている場合はやはり合いません。
「満ちた希望」
ダイコンソウのもう1つの特徴として、種がベタベタしていて、衣服などにくっつくという性質があります。
どこへ種が運ばれるか分からないのは不安で危険な事ですが、底の知れない大きな希望とも考えられます。
かつての冒険家が、新しい大陸や島を発見し巨万の富を得たようなものです。
卒業式や会社創業のお祝いなど、多くの希望が集まる場面のディスプレイなどに良いでしょう。
結婚したカップルに贈っても合います。
この花言葉が合わないのは、何をするかきっちり決まっているプロジェクトなど、現場の裁量が特にない時です。
TPOは弁えましょう。
「前途洋々」
前途洋々とは見渡す限り海を目の前にした様子です。
末広がりの葉と、遠くへ運ばれる種のイメージから付いた花言葉です。
趣味にせよ仕事にせよ、始めたばかりの人へ贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、ある程度見える距離に目標がないと心配になってしまう人です。
こういう人に大きな可能性の話をしても、萎縮するだけなので、もっと手近な言葉で応援しましょう。
まとめ
「ベニバナダイコンソウ」は、明るく可愛らしい花です。
花言葉を知れば、更に良いイメージを持てるでしょう。
花を彩り良く見せてくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。