「フランスギク」は、キク科「フランスギク」属の多年草です。
ヨーロッパ原産で、江戸時代に鑑賞用として渡来し、その後野生化しました。
花は一重のノギクの姿で、黄色い筒状花の周りに白い花弁(舌状花)がつきます。
種子に綿毛は付きません。
今回は、「フランスギク」の花言葉について解説します。
「フランスギク」の花言葉
「忍耐」「寛大」「悲哀」「無実」などがあります。
良い意味とあまり良くない意味が揃うため、贈り物にする時は意図を明らかにしましょう。
「忍耐」
「フランスギク」は世界に広まっており、様々な国で育つ事から付いた花言葉です。
フランスの革命や侵略の歴史もイメージに合います。
忍耐強く普通の人が投げ出すような仕事にも取り組み成功させられる友人や同僚へ贈るのに向きます。
長く電気を出し続ける電池の商品イメージにも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、あなたが相手に無茶を押しつけている時です。
その認識では、相手が忍耐を止めるのも間近です。
「寛大」
国を選ばず世界に広まる性質や、地下茎で群落を作る様子から付いた花言葉です。
同じ由来で「寛容」という花言葉もあります。
人に寛大で多少の失敗も受け容れる友人や同僚へ贈るのに向く花言葉です。
人間の曖昧な入力にも対応出来るAIシステムの商品イメージにも使えます。
この花言葉を贈るのに合わないのは、あなたが今現在怒らせている相手です。
あなただけには言われたくない言葉でしょう。
「悲哀」
「マーガレット」というと、日本では「モクシュンギク」ですが、英語圏ではこの「フランスギク」です。
マーガレットは「好き、嫌い」の花占いに使われる花である事から、悲しい恋のイメージに繋がります。
一方、戦争の繰り返されたフランスという国のイメージにも合います。
何かしら悲しい事があり、落ち込んでいる友人や恋人など親しい人へ贈るのに向く花言葉です。
辛い時に良い意味の花言葉は合う場合もありますが、この花言葉は良い場面には向きません。
「無実」
「無実」は本来中身がない事を表しますが、現在は専ら罪がない事に使われます。
白い花は純真、無垢といったイメージがあり、ここから結び付く花言葉です。
あらぬ疑いをかけられている人へ、同情を示すのに向く花言葉です。
誠意がない人に贈っても意味が合いますが、あまり伝わりにくいでしょう。
まとめ
「フランスギク」は、すっきりとした美しい花です。
花言葉を知れば、更に好ましく感じられるでしょう。
花をより彩り良く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。
