「エンジェルストランペット」という花の名前を聞いたことがあるでしょうか。
「エンジェルストランペット」は、熱帯アメリカ原産で、ナス科キダチチョウセンアサガオ属の低木、あるいは高木です。
インパクトのあるネーミングの通り、まるでトランペットのような花を下向きに咲かせます。
5月頃から11月頃にかけて、白や黄色、オレンジ、ピンクなどの花を咲かせます。
今回はそんな「エンジェルストランペット」の花言葉について詳しく見ていきましょう。
「エンジェルストランペット」の花言葉
ユニークで可愛い「エンジェルストランペット」ですが、実は幻覚などを引き起こす毒性も持っています。
色とりどりの花を咲かせますが、花言葉は色ごとに違うものがつけられているわけではありません。
ここでは、4つの花言葉をご紹介します。
「夢の中」
素敵な花言葉のように思えますが「エンジェルストランペット」の毒性を知った上で聞くと、イメージが変わってしまいます。
一体、どんな夢が見られるのでしょうか。
「遠くから私を思って」
こちらは切ない響きの花言葉です。
しかし、「エンジェルストランペット」は可愛らしく甘い香りもする花です。
遠くから思うだけでは物足りなくなってしまうかもしれません。
「あなたを酔わせる」
いよいよ危険な匂いがしてきました。
「あなたを酔わせる」は、少し挑発的な花言葉です。
誘いに乗ってあまり酔い過ぎないように、注意する必要があります。
「偽りの魅力」
たとえ偽りであっても、魅力は魅力です。
「エンジェルストランペット」が人を惹きつける要因の一つには、愛らしい見た目と裏腹に毒を持っているというそのギャップもあるのではないでしょうか。
「エンジェルストランペット」の花言葉の由来
「エンジェルストランペット」の花言葉の由来は、その独特な形の可愛らしい花と、ヒヨスチンなどの幻覚作用を持つ有毒成分にあります。
「夢の中」や「あなたを酔わせる」などは、特にその毒性に由来するものです。
「遠くから私を思って」という花言葉は、「毒があるので近づき過ぎないように」というメッセージも込められているのかもしれません。
「エンジェルストランペット」の豆知識
「エンジェルストランペット」は全草に毒があり、特に種には強い毒が含まれています。
しかし、それを活かして適切に調合することで麻酔薬としても用いられてきたという側面があるのです。
毒としても薬としても作用する「エンジェルストランペット」は様々な表情を持つ植物といえます。
まとめ
今回は「エンジェルストランペット」の花言葉をお伝えしました。
毒を持つ「エンジェルストランペット」は、育てたりプレゼントする際には十分な注意が必要です。
もし「エンジェルストランペット」の花言葉が気になったときには、是非こちらの記事を参考にしてみてください。