「ヒメコバンソウ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ヒメコバンソウ」の花言葉とは? 花言葉

「ヒメコバンソウ」は、イネ科コバンソウ属の一年草です。

ヨーロッパ原産で、日本には江戸時代に渡来し、本州以南で帰化しています。

15cm程の茎から糸状の枝が複数伸び、淡緑色の平たい三角に近い花穂をつけます。

花期は5月から6月です。

今回は、「ヒメコバンソウ」の花言葉について解説します。

「ヒメコバンソウ」の花言葉

「私の心に気付いて」があります。

「ヒメコバンソウ」は茎から摘んで振ってみると、花穂がぶつかり音を立てます。

この音を恋に高鳴る胸の鼓動に見立てた花言葉です。

片思いの相手に贈り、告白するのに向きます。

告白の勇気がない時、まず「ヒメコバンソウ」を別の理由で贈り、告白の助走にするのも良いでしょう。

告白に限らず、誰かを褒める気持ちや注意などに添えるのにも合います。

エモート表現が多彩なメッセージサービスのイメージとしても使えます。

家庭での健康管理に使える心拍計の商品デザインにも合うでしょう。

この花言葉が合わないのは、嫌いな相手です。

人が人を嫌いになるのは、相手と考え方だけでなく、気持ちがすれ違う時です。

花言葉のような婉曲表現に気付いてくれる人は、同じ価値観で生きる人で、仲良くなれる可能性が充分あります。

逆に本当に嫌うような相手は、期待した通りの解釈はしてくれません。

同じ理由で、恋人との別れ話にも向きません。

「ヒメコバンソウ」の豆知識

「ヒメコバンソウ」は、「姫小判草」と書き、「コバンソウ」と似た花をつけ、全体的に小さい事から付いた名前です。

「姫」を小さいものの名付けに使う例は、動植物でしばしば見られます。

コバンソウの方は、重なった花穂の輪郭がコロッケのような小判形である事と、花が層になり横に筋が入るように見えるところから、江戸時代の金貨である小判のデザインをイメージさせます。

「ヒメコバンソウ」の花は、輪郭は三角ですが層になった構造は、コバンソウと同じです。

音を立てる性質は、「ペンペン草」と呼ばれ「春の七草」にも含まれる「ナズナ」と近いですが、あちらはアブラナ科で、鳴る部分も果実です。

音の鳴る性質から、「ヒメコバンソウ」には「スズガヤ(鈴茅、鈴萱)」の別名もあります。

まとめ

「ヒメコバンソウ」は、小さくそこまで目立たない花です。

花言葉を知れば、親しみを感じ、存在にも気づけるでしょう。

風景の解像度を上げてくれる花言葉を、是非心に留め置いて下さい。

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