「ヒナスミレ(雛菫)」という花をご存知でしょうか。
「ヒナスミレ(雛菫)」は、日本・中国・朝鮮を原産国とする、スミレ科スミレ属の多年草です。
今回は「ヒナスミレ(雛菫)」の花言葉や由来について、詳しく見ていきましょう。
「ヒナスミレ(雛菫)」の花言葉
紫色の線が入ったピンク色の花が咲く「ヒナスミレ(雛菫)」の、4つの花言葉をご紹介します。
「謙虚」
少し下を向いて咲いている花の姿が、「謙虚」の由来とされています。
花の大きさも直径2㎝ほどと小さく控えめです。
謙虚でありながら、美しい花を咲かせる魅力的な「ヒナスミレ(雛菫)」です。
「忠実」
小さいながらも懸命に成長し続ける、「ヒナスミレ(雛菫)」らしい花言葉です。
「ヒナスミレ(雛菫)」の開花時期は、3月～4月頃です。
毎年決まった時期に咲く様子からも、忠実さがうかがえる植物です。
「慎み深い」
「謙虚」同様、下を向いて咲く花の姿が、「慎み深い」の由来とされています。
「ヒナスミレ(雛菫)」の花は、中心部が花びらで包まれているような形をしています。
その様子も花言葉に関連しています。
温かい雰囲気を感じる花です。
「小さな幸せ」
直径2㎝ほどの小さな可愛らしい花が、「小さな幸せ」の由来とされています。
葉がハートの形をしているという特徴もあります。
見つけたら思わず嬉しくなってしまうような、小さな幸せを与えてくれる植物です。
ラッキーアイテムとして、水差しや押し花にして観賞を楽しんでみるのもよいでしょう。
「ヒナスミレ(雛菫)」の名前の由来
小さくて可愛い花の姿から、「雛」という言葉が付いたと言われています。
古くから、可愛い花として親しまれている植物です。
「ヒナスミレ(雛菫)」の豆知識
「ヒナスミレ(雛菫)」の名所と言えば、東京都にある標高599mの山「高尾山」が有名な事をご存知でしょうか。
高尾山の山中には、春になるとスミレの仲間が次々と顔を出します。
スミレの中でも、一足早く咲く「ヒナスミレ(雛菫)」は、高尾山の春を知らせる植物として登山家の方々に親しまれています。
自然の中で咲き誇る「ヒナスミレ(雛菫)」は、ピンク色が際立っていてとても可愛らしいです。
自然の中で「ヒナスミレ(雛菫)」を観賞されたい方は、「高尾山」がおすすめです。
まとめ
控えめながらも可愛らしい、「ヒナスミレ(雛菫)」についての解説でした。
どこかで見かけた時は、「小さな幸せ」という喜ばしい花言葉を思い出してみてください。
