アキノキリンソウという花の名前を聞いたことはあるでしょうか。
アキノキリンソウは、8月から11月頃に小さな黄色い花を咲かせるキク科アキノキリンソウ属の多年草です。
5月頃に咲くキリンソウという花に似ていることから、アキノキリンソウという名前がついていますが、花が咲く様子が泡立っているように見えることからアワダチソウとも呼ばれます。
今回はアキノキリンソウの花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「アキノキリンソウ(ソリダゴ)」の花言葉
アキノキリンソウには、一見ネガティブに見えてしまう花言葉も存在します。
ここからは、アキノキリンソウの代表的な花言葉を4つご紹介しましょう。
「警戒」
その可愛らしい見た目とは裏腹に、少し恐ろしい印象を与える花言葉です。
しかしこの花言葉は、決してネガティブな意味を表すものではありません。
まるで、花を見る人にも「警戒心を忘れないように」と呼びかけているようです。
「予防」
アキノキリンソウには、主に胃を健康に保つ効果や解毒作用があるとされ、ヨーロッパでも薬草として用いられてきた歴史があります。
また、その学名を「ソリダゴ」といい、こちらは「傷を継ぎ合わせる」という意味です。
この「予防」という花言葉は、アキノキリンソウが持つ薬効に由来しています。
「励まし」
西洋では、キリンソウは新たなスタートを切ろうとしている人に贈る花とされています。
花束にする場合は、グリーンと同じように花束全体のバランスを取るために取り入れられることが多く、ウェディングブーケにも用いられる花です。
「幸せな人」
黄色は、楽しい気持ちや希望を呼び起こすとされている色です。
アキノキリンソウが持つ鮮やかな黄色は、見ているだけで明るい気分になれるような、パワフルなエネルギーを持っています。
落ち込んでいるときなどに部屋に飾るのもいいでしょう。
「アキノキリンソウ(ソリダゴ)」の花言葉の由来
「警戒」という花言葉は、虫から蜜を取られすぎることを防ぐための細かい毛がたくさん生えていることから来ています。
他にも「用心」や「安心」という花言葉もありますが、これも「警戒」と同じ由来です。
アキノキリンソウの花言葉は、その特徴や見た目の印象からつけられているものが多く、どれもポジティブな意味を持っています。
「アキノキリンソウ(ソリダゴ)」の豆知識
アキノキリンソウは、虫から上手く身を守っていることから、西洋では邪気や魔を払い、幸運を呼ぶ花としても知られています。
「気をつけてください」という心遣いを伝える花として、大切な人に贈るのにもピッタリな花です。
まとめ
今回は、アキノキリンソウの花言葉をお伝えしました。
アキノキリンソウは、基本的に「励まし」や「警戒」など、新たな門出や旅立ちを応援するメッセージを持っています。
アキノキリンソウの花言葉が気になったときや、花をプレゼントしたくなったときには是非こちらの記事を参考にしてみてください。