「ヒオウギ(檜扇)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ヒオウギ(檜扇)」の花言葉とは? 花言葉

万葉集にも歌われた「ヒオウギ(檜扇)」は、アヤメ科アヤメ属の多年草です。

海外では中国、朝鮮半島、東南アジア、インド、国内では本州以南に分布し、山野や海岸に生育します。

花はオレンジ色で赤い斑点があり、花期は8月から9月です。

今回は、「ヒオウギ」の花言葉について解説します。

「ヒオウギ(檜扇)」の花言葉

「個性美」「誠意」「誠実」があります。

良い意味の言葉が揃うので、仕事の上でのやり取りなどにも向きます。

晴れやかな意味ではないため、お祝いなどにはそれほど合いません。

「個性美」

「ヒオウギ」のオレンジの地に黒い斑点が付いた、独特な花の色から付いた花言葉です。

容姿が個性的で美しい友人に贈るのに向きます。

少数派の感性を持つ人にも良いでしょう。

一種独特な作品を作る音楽家など芸術家にも向きます。

多数の柄があり、好みに応じて選べるTシャツのブランドイメージにも合います。

自宅に植えて、個性的な感性を磨こうと努力するのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、多数派にいると安心出来る人です。

否定するものを無理に押しつける事はありません。

価値観はそれぞれです。

「誠意」

「ヒオウギ」は、「ヒノキ(檜)」の扇と書きますが、これはヒノキの板だけの扇の事で、紙の扇が発明される前に使われたものです。

扇は、「要(かなめ)」と呼ばれる一箇所で、全ての板や骨がつながります。

「肝心要」などとも言いますが、板が動いてもここだけは動きません。

扇を「何があっても本当の気持ちは揺らがない」という誠意ある人の心に見立てた花言葉です。

発言に嘘やごまかしがなく、行いも丁寧な友人や同僚に贈るのに向く花言葉です。

この花言葉が合わないのは、行いが伴っていない人です。

言行一致が、言葉を信じる最低ラインです。

「誠実」

こちらも、きちんと要で留まった扇のイメージから付いた花言葉です。

正直な品質と値段で商売する商店のディスプレイに向きます。

材料名にごまかしがなく、調理場が見える料理店にも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、手品師や小説家など、嘘や作り事を操る商売の人です。

仕事に対する誠実さというなら意味は合います。

「ヒオウギ(檜扇)」の豆知識

「ヒオウギ」の種子は黒く碁石のように艶があります。

この種は「射干玉(ぬばたま)」と呼ばれ、黒いものや「夜」の枕詞として和歌にしばしば使われます。

まとめ

「ヒオウギ」は独特の姿を持つ花です。

花言葉を知り、興味を深めれば、その歴史にも触れられるでしょう。

花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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