「ハマベノギク(浜辺野菊)」は、キク科「ハマベノギク」属(旧シオン属)の越年草です。
日本固有種で、本州から九州に分布し、海岸の砂地や岩場に生育します。
一重のキクで、淡紫色の花弁(舌状花)が、黄色い筒状花の周りに隙間無く付きます。
花期は、8月から11月です。
今回は、「ハマベノギク」の花言葉について解説します。
「ハマベノギク(浜辺野菊)」の花言葉
「清爽」「障害」「我慢強い」といいます。
ノギクに共通する花言葉を含みます。
比較的良い意味なので、意味が合う人への贈り物に向きます。
「清爽」
清々しく爽やかという意味です。
夏の空を映す海の近くで咲き、余分な飾り気がなくても美しい「ハマベノギク」の姿から付いた花言葉です。
スポーティーで爽やかなイメージの趣味を持つ友人や恋人へ贈るのに向く花言葉です。
冬以外のアウトドアスポーツを好む人にも合うでしょう。
スッキリと爽快感のあるシャンプーの商品イメージにも使えます。
海に遊びに行った時、「ハマベノギク」を眺め、爽やかな気分を味わうのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、しっとり温かなイメージのある人です。
方向性が違いますが、どちらも良い印象なので、助言としても見当違いです。
「障害」
ノギク類は繁殖力が強くしばしば雑草として扱われ、庭仕事にせよ農作業にせよ、スムーズに進まなくなる事から付いた花言葉です。
人に対して使うには難しい花言葉です。
外部の人の侵入を妨げるフェンスや、陸上競技のハードルの商品イメージにも向きます。
「我慢強い」
「ハマベノギク」が、日本海の強い潮風と冬の寒さに耐え、夏に綺麗な花を咲かせる様子から付いた花言葉です。
多少の事ではへこたれず目標達成出来る友人や同僚に贈るのに向く花言葉です。
教育の意味で子供に贈っても合うでしょう。
空腹を紛らせる事が出来るノンカロリーのダイエット食の商品イメージにも使えます。
スマホの待ち受けにして、支払い前に我慢できないか一度考えるのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、他人に関わる事だと我慢が続かない人です。
条件次第で簡単に覆るのでは、我慢強いとは言いません。
まとめ
海空の下の「ハマベノギク」は、すっきりした美しい花です。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
風景をより鮮やかに見せてくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。