「パンジー」という花をご存知でしょうか。
「パンジー」は、ヨーロッパが原産であり、スミレ科スミレ属の一年草です。
10月~5月にかけて、色とりどりの可愛らしい花を咲かせます。
「パンジー」は、元々ヨーロッパに自生していたスミレを、より大きく華やかになるように交配して作った園芸品種です。
そのため、和名では三色菫(サンシキスミレ)と呼ばれています。
今回は「パンジー」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「パンジー」の花言葉
「パンジー」の花言葉は、基本的には「物思いにふける」という意味が有名です。
「パンジー」の花姿が、首をもたげているように見えることから付けられたと言われています。
また、「私を思って」という意味もあります。
このように「パンジー」の花言葉は、人への想いが込められた意味が多いです。
これは、ある神話が由来だと言われています。
ある春の日、野原に降り立った天使は白いスミレを見つけます。
美しいスミレの花姿に感動した天使は、「私の面影を映すから、人々の真の愛を伝えて」とスミレに3回キスしました。
すると真っ白だったスミレに3色の色がついたそうです。
「パンジー」の色には、天使の想いが込められているなんて素敵ですよね。
「パンジー」の花言葉(色別)
「パンジー」の基本的な花言葉を理解できたところで、色別の花言葉を見ていきましょう。
「パンジー」の赤色の花言葉
「思い出」「思想」「物思い」となります。
久しぶりに会う友人に、共に過ごした日々を懐かしむ気持ちを込めて贈るのにおすすめです。
「パンジー」の青色の花言葉
「純愛」「誠実な愛」となります。
愛の告白にぴったりな意味合いです。
「パンジー」の紫色の花言葉
「思慮深い」「揺るがない魂」「誠実」となります。
芯が通っている相手や、物事に真摯に取り組んでいる相手に贈るといいでしょう。
「パンジー」の黄色の花言葉
「つつましい幸せ」「故郷の喜び」となります。
故郷に住む家族への贈り物に、幼少期の想いを馳せながら黄色の「パンジー」を選ぶのも素敵ですね。
「パンジー」の白色の花言葉
「温順」「心の平和」「純潔」となります。
穏やかな相手への贈り物にぴったりです。
まとめ
「パンジー」は可憐な花姿だけではなく、花言葉やまつわるお話も素敵なものばかりです。
花言葉をお調べの際はぜひ参考にしてください。