「ネコノヒゲ(猫の髭)」という、ユニークな名前の花をご存知でしょうか。
インド原産の、シソ科オルトシフォン属の多年草です。
しかし、寒さに
強くないため日本では一年草とされています。
まるで本当に猫の髭のような姿の花が特長です。
6月から10月頃にかけて、基本的に白や薄紫の花を咲かせます。
今回は、そんな「ネコノヒゲ(猫の髭)」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「ネコノヒゲ(猫の髭)」の花言葉
「ネコノヒゲ(猫の髭)」は、主に白い花を咲かせますが、薄紫や薄ピンクの花を咲かせることもあります。
しかし、色別に違う花言葉をつけられているといったことはありません。
ここでは、「ネコノヒゲ(猫の髭)」の花言葉を全部で3つご紹介します。
「貢献」
詳しくは後述しますが、「ネコノヒゲ(猫の髭)」は鑑賞用としてだけでなく、薬用としても重宝されてきた歴史があります。
実は、お茶の原材料にも鳴っている植物です。
可愛らしい「ネコノヒゲ(猫の髭)」は、人間の健康に貢献してきた花でもあります。
「進歩」
こちらの「進歩」も、ポジティブな印象の花言葉です。
「ネコノヒゲ(猫の髭)」の英名は、「cat’s whiskers」になります。
「whiskers」は勿論、髭という意味を持つ単語です。
そして、「the cat’s whiskers」というと「最高の人」「最高のもの」といった意味を持つイディオムになります。
常に進歩して、最高の状態でありたいものです。
「楽しい家庭」
「楽しい家庭」は、まさに和やかな猫の家族のイメージが浮かんでくるような、そんな花言葉です。
密集して賑やかに咲く「ネコノヒゲ(猫の髭)」は、まるでお互いにじゃれ合って遊んでいる猫たちのように見えてきます。
円満な家庭を思わせる。
明るい印象の花言葉です。
「ネコノヒゲ(猫の髭)」の花言葉の由来
「ネコノヒゲ(猫の髭)」の花言葉の由来の1つは、そのユニークで可愛らしい雰囲気を持つ花の姿です。
愛くるしい猫たちが戯れているかのように咲く姿から、「楽しい家庭」という花言葉がつけられたと言われています。
また、「貢献」や「進歩」は、「ネコノヒゲ(猫の髭)」が薬用植物として用いられたことに由来する花言葉です。
「ネコノヒゲ(猫の髭)」の豆知識
「ネコノヒゲ(猫の髭)」は、葉の部分に血圧を下げる作用や利尿作用を持っています。
肌のテカリやむくみにも良いとされており、腎臓などの薬として利用されてきました。
マレー語で「猫の髭」を意味する、「クミスクチン」という名前のお茶としても飲まれています。
まとめ
今回は、「ネコノヒゲ(猫の髭)」の花言葉をお伝えしました。
「ネコノヒゲ(猫の髭)」は、「貢献」や「進歩」、「楽しい家庭」などの意味を持つユニークで愛らしい姿の花を咲かせます。
この「ネコノヒゲ(猫の髭)」の花を見て、花言葉が気になったときには是非こちらの記事をチェックしてみてください。