コスモスはメキシコが原産のキク科コスモス属の一年草です。
和名では「秋桜」と書くように1番の見頃は秋ですが、暑さ、寒さに強く日本全国どこでも栽培が可能で、早いものでは6月ごろから花を見ることができます。
今回はコスモスの中でも「黄色のコスモス」の花言葉について詳しく説明していきます。
「黄色のコスモス」の花言葉
色にかかわらず、コスモス自体の花言葉は「調和」、「謙虚」です。
コスモスの和名「秋桜」は、秋に桜の花びらを連想させるような花をつけることに由来しますが、この花びらの秩序正しく調和が取れた美しさから「調和」という花言葉が生まれたそうです。
またギリシャ語でkosmosとは、謙虚を意味する言葉であり、この辺りから「謙虚」という花言葉は生まれました。
そして肝心の「黄色のコスモス」の花言葉は「自然美」、「野生的な美しさ」、「幼い恋心」です。
これら「黄色のコスモス」の花言葉の由来について次から解説していきます。
「黄色のコスモス」の花言葉「自然美」
コスモスは最初にも説明しましたがメキシコ原産の暑さ、寒さに強く、こぼれ種からも発芽し、どんどん増えていく逞しい植物です。
そんな人が助けてやらずとも自然界で逞しく花を咲かせていく姿から「自然美」という花言葉がついたようです。
「黄色のコスモス」の花言葉「野生的な美しさ」
先に説明した「自然美」にも通じるものがありますが、植物としての逞しさからメキシコでは野生化したコスモスも少なくはないそうです。
日本でも花壇以外の人が植えたわけではないだろう場所で咲いている姿を見ることができます。
そんなまさに野生味あふれる姿から「野生的な美しさ」という花言葉は生まれました。
「黄色のコスモス」の花言葉「幼い恋心」
黄色という色は光や太陽をイメージさせてくれるような明るさや軽さをイメージさせてくれる色です。
また同時に子供っぽさ、幼さもイメージさせてくれます。
そんな「黄色のコスモス」の花色のイメージから「幼い恋心」という花言葉ができたようです。
「黄色のコスモス」の豆知識
栽培が簡単なコスモスですが、2株以上同時に植えると花期が終わったのちにタネを採取することができます。
タネが茶色になった頃が採取の頃合いなので、採取後日陰で乾燥させ封筒など紙袋に入れて保管しておくと、次の年も簡単に新しい花を育てることができます。
またわざわざタネを採取せずとも、こぼれたタネでどんどん増えていってくれる逞しい花です。
まとめ
「黄色のコスモス」はその花姿や花言葉から、見る人にイキイキとした活力を与えてくれます。
元気になってほしい、頑張ってほしいと応援している人に「黄色いコスモス」を贈ってみてはいかがでしょうか。