「青いひまわり」は、キク科ヒマワリ属の青花品種です。
ヒマワリには紫色の品種はありますが、現時点で真っ青な品種はないため、実在しない花となります。
一方、絵画や画像加工、着色などで実在しない花を利用する機会は珍しいものではありません。
今回は、「青いひまわり」の花言葉について解説します。
「青いひまわり」の花言葉
「あなただけを見つめる」「夏に憧れる」「悲願」があります。
ヒマワリに共通する花言葉と、「青いひまわり」固有の花言葉を含みます。
希望と切なさの混じる花言葉のため、贈り物としては少し意味が暗くなるため、他の花と合わせると良いでしょう。
実在しない花である事が前提の花言葉なので、栽培が実現した場合は変わる可能性があります。
「あなただけを見つめる」
ヒマワリに共通する花言葉です。
ヒマワリは実際に太陽に顔を向けるように日中変動しつつ成長しますが、これは茎の成長が日向と日陰で交互に行われるためです。
成長が終わった開花時には動きません。
一方、何となく開花後のヒマワリが太陽を追っているようにイメージされがちですが、これは見上げるような高さや大きな花のイメージによる補正が大きいものです。
恋の告白に向く花言葉ですが、「今後」を意味し、「過去」の意味がない事を意識しましょう。
昨今は「ずっと見ていました」と過去を含むと、あまり良いイメージを持たれません。
「夏に憧れる」
こちらは「青いひまわり」固有の花言葉です。
ヒマワリの花言葉は「憧れ」で、これは太陽への憧れというイメージが元になったものです。
一方、「青いひまわり」は実在しないため、現実の夏の日差しの下で咲く事は出来ません。
夏空に焦がれ、空の青さに身を染めたというイメージから付いた花言葉です。
サマースポーツ好きの友人や恋人に贈るのに向きます。
南国の旅行商品の販売イメージにも良いでしょう。
気分が暗くなりがちな時、スマホの待ち受けにして、夏の気分に切り替える事も出来ます。
この花言葉が合わないのは、真夏です。
日本の酷暑の中、人が憧れ求めるのは、暑さが和らぐ秋一択です。
「悲願」
紫のヒマワリの花言葉は「悲哀」ですが、「青いひまわり」の花言葉は「悲願」となります。
ヒマワリと言えば、フィンセント・ファン・ゴッホの絵画が有名です。
黄色を印象的に使う彼ですが、青の使い手でもありました。
画家としての不遇を乗り越えようとしたゴッホや、「青いひまわり」を生み出そうと努力する園芸家達の努力や願いのイメージから付いた花言葉です。
大きな目標に向かい、懸命に努力する人達に贈るのに向く花言葉です。
まとめ
ヒマワリは存在感のある、大きな花です。
「青いひまわり」が作られれば、組み合わせて様々な表現ができます。
花言葉を知っていれば、感慨深くそれを楽しめるでしょう。
花への興味を増してくれる花言葉を、是非参考にして下さい。
