「ハス(蓮)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ハス(蓮)」の花言葉とは? 花言葉

野菜の「レンコン」としても利用される「ハス(蓮)」は、「ハス」「ハス」属の多年草です。

インド原産で日当たりの良い水辺を好みます。

地下茎から1m程中空の茎を伸ばし水面に葉を出し、花茎の先にピンクの花を咲かせます。

花期は7月から9月です。

今回は、「ハス」の花言葉について解説します。

「ハス(蓮)」の花言葉

「清らかな心」「神聖」「離れゆく愛」「沈着」などがあります。

良い意味が揃いますが、恋人や配偶者に贈るには向きません。

「清らかな心」

「ハス」はヒンドゥー教で聖なる花とされ、仏教でも「汚れた泥水から美しい花を咲かせる」という、生き物が輪廻転生を繰り返してやがて仏に至るイメージと重ねられました。

ここから付いた花言葉です。

心が清らかで行いが正しい友人や家族へ贈るのに向きます。

レンコンを食べる時、心の清らかさについて自問するのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、人間は汚い事をするのが本音で、正しい言動は嘘だと考える人です。

改める気がない人は、自分の経験で思い知るまでは変わりません。

「神聖」

こちらも聖なる花とされた事から付いた花言葉です。

「ハス」「スイレン」と共に「蓮華(レンゲ)」と呼ばれ、極楽に咲く花とされます。

仏像の台座のモデルになっているのが、この「レンゲ」です。

同じ由来で「救済」という花言葉もあります。

僧侶などの職に就く人に贈るのに向く花言葉です。

あくまで仏教やヒンドゥー教における神聖さなので、他教の熱心な信者には向きません。

「離れゆく愛」

「ハス」の花が早朝に咲き、午後には閉じてしまう事から付いた花言葉です。

「休養」も同じ由来で付いています。

あまり良くない意味で、人に贈るのには向きません。

「休養」の意味なら、お見舞いなどに良いでしょう。

「沈着」

中国で優れた徳をそなえた人物を「君子」と呼びますが、「ハス」はその君子の花となっています。

君子は物事に動じず、一方、過ちに気付いた時にはただちに考えを改める事ができます。

そこから付いた花言葉です。

他に、根が沈んで土に着いている事からもイメージ出来ます。

冷静でいながら、必要に応じて精力的に動く事も出来る友人や同僚に贈るのに向く花言葉です。

単に無感動で熱意がないだけの人には合いません。

まとめ

水面に現れる「ハス」の花は、鮮やかで美しいものです。

花言葉を知れば、更に深い意味に触れられるでしょう。

花をより彩り良く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

タイトルとURLをコピーしました