「ナガバミズアオイ」は、ミズアオイ科ポンテデリア属の水生多年草です。
アメリカ大陸原産の栽培品種で、泥の中に根を出します。
直立した花茎に紫または白の小花が密集して花穂を作り、花期は6月から11月です。
今回は、「ナガバミズアオイ」の花言葉について解説します。
「ナガバミズアオイ」の花言葉
「軽率」「同情」「前途洋々」といいます。
良い意味と悪い意味がありますが、若い人の門出だと丁度意味が合います。
それ以外の場面では、どの意味であるか説明しましょう。
「軽率」
水中に生える性質から、場所を選ばず慌てて生えてしまった、というイメージで理解出来る花言葉です。
軽々しく行動しがちな子供や教え子、後輩などを諫めるのに向く花言葉です。
スマホの待ち受けにして、軽率な判断を自ら戒めるのにも使えます。
この花言葉が合わないのは、慎重に仕事を進める部下です。
「何故、この人はこんな注意をしたのだろう」と、慎重に考え、手が止まってしまいます。
「同情」
花穂の小花が密集している様子が、仲間に気をかけ同情しているように見えるところから付いた花言葉です。
困っていたり辛そうにしている友人に、話を聞くきっかけに贈るのも良いでしょう。
悲しんでいる身内にも向きます。
この花言葉が合わないのは、勝負事に負けた直後の相手です。
定番台詞の「同情なんかしないでくれ」を言う、良い機会として利用されます。
「前途洋々」
真っ直ぐ上に向かい伸びる花穂の姿から付いた花言葉です。
他の植物に邪魔されない、開けた水面に面して生える様子からもイメージ出来ます。
進学や就職などで、期待した通りに進みつつある子供や教え子へ贈るのに向きます。
直接的に、大陸間横断などにヨットでチャレンジする人の応援にも向きます。
この花言葉が向かないのは定年退職した人です。
若者に対するイメージが強いため、どんなに老後プランが充実していても意味は違います。
但し、政治家になる場合は、相対的に若者枠になるので問題ありません。
「ナガバミズアオイ」の豆知識
「ナガバミズアオイ」の名は「長葉水葵」と書き、「水葵(ミズアオイ)」の葉の長い品種である事を示しています。
一方、ミズアオイの名前は、水生でハート型をした「アオイ」を思わせる葉をしている事が由来です。
名前を付けるうちに、元の意味がなくなってしまうのは、生物の名付けにしばしば起こる事です。
尚、別名には、学名をそのまま呼んだ「ポンテデリア・コルダタ」があります。
まとめ
「ナガバミズアオイ」は特徴的な花が目を惹きます。
花言葉を知れば、更に興味を持ち、彩り良く感じられるでしょう。
花との距離を近づけてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。