「チョコレートコスモス」は、キク科コスモス属のコスモスで、チョコレート色をした品種の総称です。
メキシコ原産で、原種の野生個体は絶滅しており、交雑種も合わせ種を作りません。
このため、流通しているのは栄養繁殖した個体です。
花はチョコレート色で、花期は5月から11月です。
今回は、「チョコレートコスモス」の花言葉について解説します。
「チョコレートコスモス」の花言葉
「恋の終わり」「恋の思い出」「移り変わらぬ気持ち」といいます。
「黒いコスモス」としての花言葉が付いています。
ネガティブとも言えますが、ドラマティックな印象がある言葉です。
贈り方や相手を工夫する事で、充分喜ばれるものになります。
「恋の終わり」
コスモスの花言葉は「乙女の真心」なので、そんな純粋で明るい恋が終わった時の、暗い心のイメージと、花の色を結びつけた花言葉です。
1つの恋が終わった時、部屋に飾り、暫し浸るのも良いでしょう。
失恋した友人に贈るのにも向きます。
この花言葉が合わないのは恋人です。
「別れよう」という意味になります。
一方で、プロポーズと合わせた場合、「今までの恋人関係が終わり、夫婦になる」というポジティブな意味で使えます。
「恋の思い出」
明るい昼間のような恋を、夜の暗いながらも静かな心で振り返るイメージから付いた花言葉です。
日本の場合、バレンタインデーの初々しい告白の思い出にも結び付きます。
配偶者に贈り、恋人時代を思い起こすのも良いでしょう。
付き合いの長い恋人に贈っても、意味は合います。
この花言葉が合わないのは、付き合って間もない恋人です。
「この恋を思い出にしよう」という別れの言葉になってしまいます。
また、恋人関係になかった人に贈ると、「この人は何を詮索するつもりだろう」と、不審がられます。
「移り変わらぬ気持ち」
チョコレート色は、他のどのコスモスの色よりも濃く、上書きされる事はありません。
そんなずっと変わらないイメージから付いた花言葉です。
長く共に暮らす配偶者に贈るのに向いています。
長年友情を育んだ友達にも良いでしょう。
色落ちしないリップの宣伝イメージにも向きます。
スマホの待ち受けにして、昔と変わらない気持ちを見つめ直すのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、恋人です。
どちらかに結婚願望があれば破局の合図です。
また、一度別れた相手とヨリを戻したい時にも向きません。
そこでアピールすべきは、前と変わった部分です。
まとめ
「チョコレートコスモス」は、「黒」のイメージを持たれていますが、きちんと見ればキュートな色合いです。
花言葉を知っていれば、より好ましく感じられるでしょう。
花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。