「セリバオウレン」は、キンポウゲ科オウレン属の多年草です。
日本固有種で、本州と四国の山地に生育します。
花色は白で花期は2月から3月です。
今回は、「セリバオウレン」の花言葉について解説します。
「セリバオウレン」の花言葉
「揺れる心」「変身」があります。
同属の「オウレン」の花言葉と一部重複します。
意味深な花言葉のため、お祝いなどには向いていません。
人に贈る場合は、相手や関係性によって使い分けましょう。
「揺れる心」
オウレン属の花が、両性花、雄花、雌花の3通り存在する事から連想される花言葉です。
風に揺れる花からもイメージ出来るでしょう。
進学や就職など大きな決断で迷う友人に贈るのに向く花言葉です。
思春期の意味にも取る事が出来るため、ティーン向けファッションアイテムのブランドイメージなどにも使えます。
この花言葉が向かないのは、悩みを相談される間柄ではない、関係が浅い相手で、曖昧にはぐらかされるだけでしょう。
関係が深くても、それが自分の子供の場合はあまり向きません。
思春期で色々と悩みがありそうだとしても、そうそう素直に話してはくれませんし、それが正常な成長過程です。
「変身」
花の種類からもイメージ出来ますが、オウレン属には葉の形が変異しやすいという性質もあります。
少し見ない間にぐっと魅力的になった友人や、ファッションをがらりと変えた恋人に贈るのに向きます。
変身する話や変身キャラクタ好きの友人にも良いでしょう。
住宅リフォームや、仕立て直しの仕事をしている人も向きます。
あなたが進学や就職のタイミングで、自分のイメージを変えようと考える時、スマホの待ち受けにして言動を意識する事にも使えます。
この花言葉が合わないのは、悪い方向に変化した人です。
それはただの悪口です。
「セリバオウレン」の豆知識
「セリバオウレン」は「芹葉黄連」と書き、「オウレン」のセリのような葉をしている品種という意味です。
オウレンの語源は根茎の断面が黄色く、太さがある事から黄色い蓮根に見立てたものです。
「黄蓮」と表記しましたが、「黄蓮」は「黄色い蓮」の呼び名と重なる事から、多くの資料で「黄連」と表記します。
まとめ
「セリバオウレン」は複雑で繊細な花ですが、背が低いため視界に入らない事もあるでしょう。
花言葉を知っていれば、興味が増し、すぐに気付き楽しむ事が出来るでしょう。
風景に色を足してくれる花言葉を、是非心に留め置いて下さい。