「ゼニアオイ(銭葵)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ゼニアオイ(銭葵)」の花言葉とは? 花言葉

ハーブティーとしても利用できる「ゼニアオイ(銭葵)」は、アオイ科「ゼニアオイ」属の多年草です。

ヨーロッパ原産で、江戸時代に中国経由で渡来後、帰化しました。

花色は赤紫色で、花期は6月から8月です。

今回は、「ゼニアオイ」の花言葉について解説します。

「ゼニアオイ(銭葵)」の花言葉

「母の愛」「信念」「古風な美人」などがあります。

いずれも良い意味ですが、人を限定するので、贈る時は相手を選びましょう。

「母の愛」

「ゼニアオイ」は生薬として「錦葵葉」という名が付いており、下痢や咳・痰・口内炎などに効能があるとされます。

古代エジプトの時代から、喉の薬とされていました。

そんな人を癒やす優しさから付いた花言葉です。

他に「温和」「恩恵」も同じ由来で付いています。

母に贈るのに向く花言葉です。

母の日に、カーネーションと花束にすると、良いグラデーションになってくれるでしょう。

この花言葉が合わないのは、恋人や配偶者です。

「私はあなたのお母さんじゃない」という定番の返しがかえって来るでしょう。

「信念」

アオイ属にしばしば付く花言葉で、同属の「タチアオイ」を十字軍がヨーロッパに伝えた事が由来です。

十字軍が本来理想とした、宗教的信念という意味で付いたのでしょう。

同じ理想で、「説得」という言葉もあります。

誰かをチームに引き入れたい時などに贈ると意味が合いますが、強引な事はやめましょう。

「古風な美人」

上品な紫色、硬貨に例えられる小さな花、すっと伸びる花茎など、おしとやかでありつつ凜としたイメージがあります。

また、「ゼニアオイ」は平安貴族の衣装に使われた「小葵文様」のモデルにもなっています。

そんなところから付いた花言葉です。

そんな美人に惹かれるとの意味か、「初恋」という花言葉もあります。

折り目正しく着物が似合いそうな美人の友人に贈るのに向きます。

「古風」という言葉でワンクッション入るので、誰に対してもそれなりに合う花言葉です。

「ゼニアオイ(銭葵)」の豆知識

「ゼニアオイ」は、見た目の変化が楽しいハーブティーとして利用出来ます。

作り方は、開花すぐの花を摘んで乾燥させ、熱湯を注げば出来上がりです。

最初、お茶の色は鮮やかなブルーです。

この色の元はアントシアニンで、ナスなど紫色の植物に含まれます。

この色素は酸性度に反応して色が変わる性質があるため、レモン汁を入れるとピンク色に変わるのです。

まとめ

「ゼニアオイ」は姿の良い花です。

花言葉を知っていれば、さらに興味を持つ事が出来るでしょう。

花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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