緑と赤の組み合わせを見ればクリスマスの楽しい記憶を思い出す人も多いのではないでしょうか。
そんなロマンチックなカラーリングを持つ木が「クリスマスホーリー」です。
別名「セイヨウヒイラギ」とも呼ばれる、西アジアからヨーロッパ南部、アフリカ北部原産のモチノキ科モチノキ属の常緑樹です。
今回はそんな「クリスマスホーリー」の花言葉について詳しく見ていきましょう。
「クリスマスホーリー」の花言葉「将来の見通し」
「クリスマスホーリー」の花言葉ひとつめは「将来の見通し」です。
これは昔、「クリスマスホーリー」の実の付き方によってその年の冬が寒くなるか暖かくなるかを予測していたことから付けられました。
受験生や就活生に「将来の見通し」が立つことを祈って「クリスマスホーリー」の飾りを贈ってみてはいかがでしょうか。
「クリスマスホーリー」の花言葉「神を信じます」
「クリスマスホーリー」のもうひとつの花言葉は「神を信じます」です。
「クリスマスホーリー」は葉に鋭い棘を持っており、また血のような赤い実を付けることからキリストが頭にかぶっていた茨の冠に見立てられました。
また磔刑にかけられたキリストの血からこの木が生えてきたという言い伝えもあります。
日本では大分キリスト教の色は薄まってしまっていますが、「クリスマスホーリー」を飾ればこの木の持つ神聖な空気を感じることができるでしょう。
「クリスマスホーリー」の花言葉「永遠の輝き」
「クリスマスホーリー」には「永遠の輝き」という花言葉もあります。
クリスマスはイエスキリストの誕生日。
その聖性は永遠に消えることがないということからこの花言葉になりました。
常緑樹の「クリスマスホーリー」の葉はまさにずっと光り輝いてくれそうな艶やかさ。
クリスマスリースにすれば長い間楽しむことができますよ。
「クリスマスホーリー」の豆知識
「クリスマスホーリー」は「ヒイラギ」によく似ていますが、前者はモチノキ属、後者はモクセイ属で全く別の植物です。
見分け方は「クリスマスホーリー」は赤い実を付け、あまり香りがしませんが「ヒイラギ」は黒い実を付け、キンモクセイのような香りを放ちます。
また葉の棘も「ヒイラギ」の方が多く鋭いままですが、「クリスマスホーリー」は成長した葉は棘が少なくなっていくという特徴をもっています。
まとめ
「クリスマスホーリー」の英語の綴りは「ChristmasHolly」。
実は「聖なる」という意味の「Holy」ではなく「モチノキ」という意味の「Holly」なのです。
ですが品のある姿はやはりどこか神聖な空気をまとっています。
お部屋に赤い実と鮮やかな緑の葉を飾って、クリスマスの夜を楽しんでくださいね。