夏の花として親しまれるヒマワリは、キク科ヒマワリ属の一年草です。
全高3mにもなるヒマワリは、大きすぎて贈り物に向かないと思うかも知れませんが、昨今は切り花に向く25cm程の小さい品種も作られ、使いやすくなっています。
ヒマワリを花束などにして贈る時、気になるのは花言葉です。
ヒマワリには、本数に応じた花言葉があるのをご存知でしょうか。
今回は「2本のひまわり」の花言葉について解説します。
「2本のひまわり」の花言葉
「あなたと2人だけの世界」「あなただけを見つめる」「憧れ」「情熱」があります。
ヒマワリ自体の花言葉と、「2本のひまわり」が表す花言葉が含まれます。
熱烈な愛情表現となるため、愛する人への贈り物に向きます。
「あなたと2人だけの世界」
「2本のひまわり」に固有の花言葉は、これ1つだけです。
他の草木に遮られる事なく、野に真っ直ぐに立って咲く「2本のひまわり」を、世界中の誰も目に入らず、互いしか見えない程に強く愛し合う2人の恋人になぞらえたものです。
本数による花言葉は、バラに付けられているものが有名ですが、ヒマワリの花言葉も基本的にそれに倣っています。
恋人に贈るのに向いています。
子供がいる場合、愛が強くても数が合わなくなるため、配偶者相手にはあまり合いません。
「あなただけを見つめる」
ヒマワリにも共通する花言葉です。
ヒマワリは太陽を見つめる花というイメージがありますが、これは生育途中の動きと、ギリシャ神話が由来になっています。
ギリシャ神話の由来は、太陽を象徴する神アポローンを見つめ続け、想いが通じないまま花になった水の精霊(ニンフ)クリュティエの物語が元になっています。
「2本のひまわり」の花言葉と意味が近く、やはり愛情深い恋人に贈るのに向く花言葉です。
「憧れ」
ヒマワリが太陽に憧れるというイメージから付いた花言葉です。
ギリシャ神話の由来からも、夏に咲くという性質からも、意味が合います。
本来、この言葉は恋愛のニュアンス以外でも使えますが、「2本のひまわり」として贈る場合は、恋愛の意味の憧れに絞られます。
恋の告白に向く花言葉です。
「情熱」
ヒマワリが夏に咲く性質と、大きくパワフルな見た目から付いた花言葉です。
恋の情熱が溢れる様を意味し、こちらも恋人向きです。
まとめ
小さい品種が作られるようになり、切り花や鉢植えにヒマワリを使う事も増えました。
ヒマワリを贈られた時、本数に関する花言葉を知っていれば、相手の意図をより正しく理解出来るでしょう。
花への理解を深める花言葉を、是非参考にして下さい。