ウォーターヒアシンスという花をご存知でしょうか。
ホテイアオイ・ホテイソウとも呼ばれる花ですが、ミズアオイ科ホテイアオイ属の水草です。
今回はウォーターヒアシンスの花言葉や名前の由来について、詳しく見ていきましょう。
「ウォーターヒアシンス」の花言葉
ウォーターヒアシンスの花言葉は、「心情」にちなんだ言葉が多いです。
4つの花言葉をご紹介します。
「揺れる心」
ウォーターヒヤシンスは、水草なので水面で花を咲かせます。
水面にゆらゆらと揺れて映る花の様子が、「揺れる心」の由来です。
優しく揺れて映るウォーターヒヤシンスの花の姿が、何かに迷っている時の心にそっと寄り添ってくれます。
「恋の悲しみ」
「ヒヤシンス」の名前の由来とされる、悲しい内容のギリシャ神話が「恋の悲しみ」という花言葉の由来です。
切ない印象の花言葉ではありますが、そんな気持ちを吹き飛ばすかのように、ウォーターヒヤシンスの花は鮮やかな美しい姿をしています。
「恋の楽しみ」
ウォーターヒヤシンスは、?殖力の強い植物なので、茎がどんどん増えていきます。
花は、1日咲いてしぼんでしまう一日花ですが、次々と美しい姿を見せてれます。
そのような日々姿が増えていく様子を、「恋の楽しみ」という言葉で表しています。
少しの変化だとしても、毎日観察することが楽しくなるような植物です。
「好意」
水草であるウォーターヒヤシンスは、水面を綺麗にする力を持っています。
そのため、メダカなどの魚と共存させることもできます。
他の生物にも好意を寄せて過ごすことができる、ウォーターヒヤシンスらしい花言葉です。
「ウォーターヒアシンス」の名前の由来
水面に咲いていることと、花の姿がヒアシンスに似ていることから「ウォーターヒヤシンス」という名前がつきました。
ウォーターヒヤシンスの姿そのものが名前の由来となっています。
「ヒヤシンス」という名前は、ギリシャ神話に登場する「ヒュアキントス」という少年の名前が由来となっています。
ヒュアキントスは亡くなってしまうのですが、その時に流れた血から生えた花が「ヒアシンス」だと言われています。
このような背景から、ウォーターヒヤシンスの花言葉には「恋の悲しみ」という言葉があります。
少し切なくなってしまうような由来ですが、実際のウォーターヒヤシンスは、生命力が強くて美しい花を咲かせる希望のある植物です。
「ウォーターヒアシンス」の豆知識
ウォーターヒヤシンスを水面で育てることにより、水質が浄化されることをご存知でしょうか。
ウォーターヒヤシンスは、水中の窒素やリンを吸収する力を持っています。
その働きによって水が綺麗になるので、メダカなどを一緒に育てる時にも適切な植物でもあります。
咲いている姿を楽しむだけではなく、水質浄化もしてくれる頼もしい植物です。
まとめ
ウォーターヒヤシンスは、美しい花・沢山の呼び名や花言葉を持っている・水を綺麗にしてくれるなど、多方面で様々な魅力を持っています。
水面だけではなく、土で育てる事もできます。
生命力も強くて育てやすい植物ですので、気になる方はぜひ育ててみてください。