「ダイコンソウ(大根草)」はバラ科「ダイコンソウ」属の多年草です。
日本では北海道南部から九州にかけ、海外では中国大陸に分布し、丘陵地や谷川の縁などに生育します。
花の色は黄色で花弁は5枚、花期は7月から8月です。
今回は、「ダイコンソウ」の花言葉について解説します。
「ダイコンソウ(大根草)」の花言葉
「前途洋々」「満ちた希望」「将来有望」があります。
いずれも良い意味の花言葉ですが、既に将来の年齢であったり、引退した人などには苦笑いされるため、相手を選ぶ必要はあります。
「前途洋々」
名前の由来となった「ダイコン」の葉のように、末広がりに大きくなっていく小葉からイメージされる花言葉です。
タネが人にくっつきどこまでも運ばれる事からも連想出来ます。
進学や就職が決まり、未来に希望溢れる子供や親戚、後輩、教え子などに向く花言葉です。
船舶運輸の会社や、眼鏡の販売サイトのイメージとしても利用できます。
未来にやや不安がある時、自分を元気づけるために育てるのも良いでしょう。
この花言葉が向いていないのは、目上の人です。
どちらかというと先達からエールとして贈る時の表現なので、後輩から言われても「何だか上から目線だな」「知った風な事を言う」と違和感を持たれてしまいます。
「満ちた希望」
末広がりの葉の形に加え、明るい黄色の花からイメージ出来る花言葉です。
同じ由来で「希望にあふれる」という花言葉もあります。
進学や就職の他、結婚や転居など、先が明るいライフイベントを迎える友人や親族に贈るのに向いています。
スマホの待ち受けに設定し、未来に希望を持てるよう努力を始めるのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、希望通りではない状況に陥り、まだ立ち直れていない人です。
切り替えられるまでは、気晴らしにでも付き合って、デリケートな話題は保留にしましょう。
「将来有望」
こちらも末広がりの葉からイメージ出来る花言葉です。
新入社員や新入部員など、今後に期待が持てる後輩に対して使うのに向いています。
起業したばかりの会社の敷地で育てたり、アイドルのデビューライブ時の会場に飾るのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、既に実績を積んでいるエース社員です。
褒めたつもりが、「今よりもっとやれと言われた。
今までの実績を評価されていないのか」と、不満を募らせ退職の遠因になります。
まとめ
「ダイコンソウ」は、黄色く可愛らしい花をつけますが、小さく見落としやすいものです。
花言葉を知っていれば、よく気づき楽しむ事が出来るでしょう。
風景に色を足してくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。