「シャクヤク」という花の名前をご存知でしょうか。
「シャクヤク」は、ボタン科ボタン属の多年草で、5月から6月ごろに大輪の花を咲かせます。
ピンクや白、赤など、色とりどりの美しい花は女性の美しい所作を例えとしても用いられ、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という諺もあるほどです。
今回は、そんな「シャクヤク」の花言葉について詳しく見ていきましょう。
「シャクヤク(芍薬)」の花言葉
「シャクヤク」には、花の色ごとに違う花言葉がつけられており、その上でシャクヤク全体に共通する花言葉もあります。
どれも女性的な美しさや奥ゆかしさを感じさせるポジティブなものばかりです。
まずは、「シャクヤク」そのものの花言葉を2つご紹介します。
「はじらい」
「はじらい」は、昔も今も大切な要素のひとつとされています。
年齢を重ねても、男女問わず忘れないでおきたいものです。
美しく咲きこりながらも、どこか謙虚さも感じさせる「シャクヤク」にピッタリな花言葉と言えます。
「慎ましさ」
こちらの花言葉も、最初にご紹介した「はじらい」同様に、古くから日本人の美徳とされてきたものです。
現代では風潮が変わってきている部分もありますが、ときには「シャクヤク」の持つ「慎ましさ」が魅力的に映ることでしょう。
「シャクヤク(芍薬)」の色別花言葉
「シャクヤク」の基本的な花言葉がわかったところで、ここからは色別の花言葉についても見ていきましょう。
「シャクヤク(芍薬)」のピンク色の花言葉
ピンクの「シャクヤク」の花言葉は「はにかみ」です。
可愛らしいピンク色の「シャクヤク」を見ると、恥ずかしそうに微笑んでいる様子が思い浮かびます。
「シャクヤク(芍薬)」の白色の花言葉
白い「シャクヤク」の花言葉は、「幸せな結婚」になります。
白と言えば、花嫁さんのイメージカラーです。
楚々とした魅力を持つ白い「シャクヤク」は、まるで本当に白無垢姿の花嫁のように見えます。
「シャクヤク(芍薬)」の赤色の花言葉
赤い「シャクヤク」の花言葉は、「誠実」。
誠実さは、内面的な魅力です。
美しい心は光り輝いて、見ている人にも忘れられない印象を残すことでしょう。
「シャクヤク(芍薬)」の花言葉の由来
「シャクヤク」の花言葉は、基本的にはその花の気品漂う美しさに由来しています。
また、「慎ましさ」や「はじらい」などは、「シャクヤク」の花が日没と同時に閉じるという修正を持っていることに由来する花言葉です。
まとめ
「シャクヤク」の花言葉は、とてもポジティブなものばかりで、優雅さを感じさせる美しい響きがあります。
「幸せな結婚」という花言葉も持つ「シャクヤク」は、ウェディングブーケやプレゼントにもピッタリです。
「シャクヤク」の花言葉が気になったときには、是非こちらの記事を参考にしてみてください。