春になるとピンクや白の絨毯のように地を埋め尽くす「シバザクラ」。
別名「ハナツメクサ」とも「モスフロックス」とも呼ばれ、その名のとおりサクラに似た花を4月から6月にかけて一斉に咲かせます。
北アメリカ原産でハナシノブ科フロックス属に属する多年草です。
今回はそんな「シバザクラ」の花言葉について詳しく見ていきましょう。
「シバザクラ(芝桜)」の花言葉「一致」「合意」
「シバザクラ」の花言葉ひとつめは「一致」です。
これは「シバザクラ」の花が示し合わせたかのように一斉に咲くことから付けられました。
「合意」という花言葉も同様の理由から来ています。
学校などの団体行動が求められる場所に「シバザクラ」を植えて、そのチームワークの良さを楽しんでみてはいかがでしょうか。
「シバザクラ(芝桜)」の花言葉「臆病な心」
「シバザクラ」の一面に咲くさまは圧巻ですが、ひとつひとつの花はいじらしいほど小さいものです。
小さな花が身を寄せ合うように咲く姿から「臆病な心」という花言葉が与えられました。
「シバザクラ」はまた踏まれるのに弱く、人が出入りするような場所では枯れてしまいます。
「臆病な心」にを脅かさないよう、専用の場所に植えてあげましょう。
濃いピンクの「シバザクラ(芝桜)」の花言葉「わたしを拒絶しないで」
濃いピンクの「シバザクラ」には「わたしを拒絶しないで」という花言葉が付けられています。
これは「シバザクラ」にしては鮮やかな色を持つため、強かな性格と誤解されるからだと言われています。
青色の「シバザクラ(芝桜)」の花言葉「燃える恋」「きらめく愛」
青色の「シバザクラ」には「燃える恋」「きらめく愛」という情熱的な花言葉もあります。
これは英名の「モスフロックス(Moss phlox)」に由来しています。
直訳すると「炎の苔」、「シバザクラ」の一面を埋め尽くすような咲き方が炎のようだとこの名前が付いたそうです。
燃えるような花の勢いが愛の高まりの象徴とされたのは納得ですが、一見クールに見える青い花にこの花言葉が付いたのが面白いですね。
まとめ
「シバザクラ」の花は春に一斉に咲くため、たくさんの色を植えてグラデーションを楽しむこともできます。
日本にはたくさんの「シバザクラ」の名所がありますので、この春は一面の「シバザクラ」の花を見にお出かけしてみませんか。