「シシウド(猪独活)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「シシウド(猪独活)」の花言葉とは? 花言葉

「シシウド」(猪独活)はセリ科「シシウド」属の多年草です。

本州、四国、九州に分布し、山の藪や草原などの湿気のある場所に生育します。

茎先に枝分かれした花茎が多数付き、白い花を咲かせます。

花期は8月から11月です。

今回は、「シシウド」の花言葉について解説します。

「シシウド(猪独活)」の花言葉

「健康美」といいます。

「シシウド」と名前に「ウド」が付きますが、ウドとは全く違う種類で、葉の形が似ているから付いているだけです。

根から取れる精油に血行促進の作用があり、「紫茎独活」(しけいどっかつ)という生薬として用いられます。

頭痛、風邪、歯痛、リウマチなどの緩和作用があるとされ、入浴剤や薬酒などの形で利用されます。

これらの効能から、この花言葉が付いたとされます。

それ以外に、元気で勢いがありそうな花の姿からも想像しやすいでしょう。

快活で輝くような美しさがある友人や恋人に贈るのに向く花言葉です。

スポーツジムの敷地に植えてシンボルにしたり、健康食品の宣伝デザインに使っても良いでしょう。

スマホの待ち受けにして、自分の健康を常に心がけるのにも使えます。

この花言葉が合わないのは、病気などで健康状態を損なった人です。

単なる「健康」であれば、回復を願う気持ちとして喜んで貰える可能性もあるのですが、「健康美」になってしまうと、現在の姿というイメージが強く出てしまい、嫌味としか受け取って貰えないでしょう。

他に、サイズアップを気にしている人に対しても、相手が「健康」という言葉にどのイメージを持っているか確認して使わないと、揶揄していると思われてしまいます。

「シシウド(猪独活)」の豆知識

「シシウド」は、「シシ」はウドに似ていながら大型で、「大きくパワフルなイノシシなら食べそうだ」というイメージから付いた名前です。

実際に「シシウド」をイノシシが食べるかは不明ですが、クマが新芽を食べる例はあるようです。

「シシウド」に毒はなく山菜として人間が食べる事も出来るますが、苦みが強いため好き嫌いは分かれます。

シシが名前に付く植物というと、焼き鳥屋などでお目に掛かる「シシトウガラシ」、いわゆる「ししとう」が思い浮かびますが、こちらは見た目が獅子の頭に似ているからとされており、語源は全く違います。

まとめ

「シシウド」は元気な花を咲かせます。

花言葉を知っていれば、より好ましく眺める事が出来るでしょう。

花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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