「サワハコベ」(沢繁縷)はナデシコ科ハコベ属の多年草です。
本州、四国、九州に分布し、山地の渓沿いの湿地に生育します。
花は切れ込みの入った5枚の白い花弁からなり、花期は5月から7月です。
今回は、「サワハコベ」の花言葉について解説します。
「サワハコベ(沢繁縷)」の花言葉
「集合」「初恋の思い出」「追想」などがあり、ハコベに共通する花言葉が含まれます。
良い意味にもなりますが、恋愛の要素が含まれるため、相手や場面を選ぶ必要があります。
「集合」
ハコベは英語で「チック・ウィード」(ヒヨコの草)とも呼ばれます。
これはヒヨコが好む餌である事から付いた名です。
餌入れに多数のヒヨコが寄って来るイメージから、花言葉も付きました。
同じような意味で「ランデブー」もあります。
卒業などでクラスメイトや部活のメンバーと別れる時、再会を誓って贈り合うのに向く花言葉です。
恋人へデートの誘いのメッセージに添える事も出来ます。
リモート会議サービスの画面デザインに用いたり、磁石のパッケージに使っても良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、普段の特に集まる必要がない時です。
「来て欲しいって意味かな?」と、相手を中途半端に混乱させてしまいます。
「初恋の思い出」
「サワハコベ」の花弁には、桜のように切れ目が入っており、これがハートを連想させます。
また、「集合」のイメージから、ドキドキしつつデートの待ち合わせに向かう初恋の情景が浮かびます。
初恋からそのまま結婚した配偶者に贈るのに向く花言葉です。
復刻版のファッションアイテムなどの宣伝イメージにも向いています。
スマホの待ち受けにして、新鮮な感情を思い起こすのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、恋愛感情のない相手です。
妙な誤解に繋がってしまうでしょう。
また、子供が恋をしているからと言って、無闇に贈ったり飾ったりしてはいけません。
微笑ましいと思っていても、馬鹿にされていると伝わり易いものです。
子供から言って来るまでは、気付かないフリでもして見守りましょう。
「追想」
ドキドキしつつデートの待ち合わせをした、というような初恋の思い出を、現在の立場で思い返すという一連の物語からイメージされる花言葉です。
久々に再会した友人などに贈るのに向く花言葉です。
日記帳やフォトフレームなどのデザインにも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、最近知り合った人です。
「なんか忘れてる事ありました?」と、ただ戸惑わせてしまうだけです。
まとめ
山歩きで「サワハコベ」を見かける事もあるかも知れません。
花言葉を知っていれば、暫し思い出に耽り、より好ましく見る事が出来るでしょう。
花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。