「コンボルブルス」という花をご存知でしょうか。
「コンボルブルス」は、地中海沿岸原産、ヒルガオ科セイヨウヒルガオ属の多年草です。
今回は「コンボルブルス」の花言葉や由来について、詳しくご紹介します。
「コンボルブルス」の花言葉
「コンボルブルス」の4つの主な花言葉を、さっそく見ていきましょう。
「絆」
「コンボルブルス」の花は、ヒルガオ科ということもあり、つるが他の植物やものに巻き付きながら成長します。
その何かに結びついている様子が、「絆」の由来と言われています。
周りと共存しながら成長を続ける姿からは、強い絆を感じます。
「縁」
「コンボルブルス」は、茎が横にぐんぐんと伸びて、そこに紫やピンク・白色の花を咲かせます。
連なって咲く様子が、「縁」の由来と言われています。
丸みのある花の形からも、「縁」を感じます。
暖かい場所を好む植物でなので、寒さにさえ注意すれば、自宅で簡単に育てることができます。
「良いご縁がありますように」という意味を込めた贈り物としても、おすすめの植物です。
「依存」
「絆」「縁」という、繋がりを感じさせる花言葉を持つ「コンボルブルス」ですが、その言葉が行き過ぎた時になり得る、「依存」という花言葉もあります。
結びつきやご縁はとても大切なことですが、何事も行き過ぎないようにという、隠れたメッセージを持つ「コンボルブルス」です。
「楽しい思い出」
「コンボルブルス」が開花するのは、5月~9月です。
気温が暖かい時期に咲くことが、「楽しい思い出」の由来と言われています。
行楽シーズンに咲く花にふさわしい、わくわくするような花言葉です。
見ているだけで、気持ちが明るくなるような花です。
「コンボルブルス」の名前の由来
ラテン語で「巻き付く」という意味を持つ、「コンボルボ」が由来となり、「コンボルブルス」という名前になりました。
つるが、他のものに巻き付きながら成長する特性が、植物の名前に大きく関係しています。
「コンボルブルス」の豆知識
「コンボルブルス」が、日本で古くから親しまれている植物であることをご存知でしょうか。
「コンボルブルス」は、地中海沿岸原産の植物です。
日本には、第二次世界大戦後から、観賞用植物として輸入されたと言われています。
その時代を、明るくしてくれる存在のひとつであったであろう「コンボルブルス」の素朴な美しさは、70年以上経った今でも私たちを和ませてくれる、日本で永く愛されている植物です。
まとめ
「コンボルブルス」は、人との結びつきや、何かに楽しむ気持ちの大切さを気づかせてくれる、素敵な花言葉を持つ植物です。
暖かい季節にお出かけする際は、パッと明るく咲いている「コンボブスル」を見つけてみてください。