「コメツブツメクサ」(米粒詰草)はマメ科シャジクソウ属の1年草です。
名前の「コメツブ」には、花が米粒を合わせたようにツブツブに見える事と、花が米粒のように小さいという、2つの由来があります。
ヨーロッパから西アジア原産で、日本では1930年代に帰化が確認されています。
花は黄色い蝶形花が玉のように集まった形で、花期は5月から7月です。
今回は、「コメツブツメクサ」の花言葉について解説します。
「コメツブツメクサ」の花言葉
「お米を食べましょう」「小さな恋人」といいます。
どちらも状況を限定する花言葉なので、考えて使う必要があります。
「お米を食べましょう」
「コメツブツメクサ」の名前の「コメツブ」から連想される花言葉です。
お米が大好きな友人や家族に贈るのに向く花言葉です。
スポーツチームで、身体作りにたっぷりの食事が必要な時、食堂に飾っておくのも良いでしょう。
ベトナム春巻きのパッケージや、煎餅の宣伝などにも利用出来ます。
米を採り入れた食事は用意に手間がかかる反面、品数が増え栄養バランスが取れるので、スマホの待ち受けにして食生活を整える意識付けとしても使えます。
この花言葉が合わないのは、米が嫌いな人です。
無理に食べるようなものではないので、価値観の押しつけになります。
また、介護施設で食が進まない人に対して使うのも良くありません。
本来、きちんと原因をアセスメントして必要な栄養が取れるよう対策を立てるべきで、ただ「食べろ」と勧めるのは介護の理念に反します。
「小さな恋人」
「コメツブツメクサ」は、同属のシロツメクサよりも更に小さく可愛らしい花(花序)をつけることから付いた花言葉です。
年下で自分より多少でも小柄な恋人に贈るのに向く花言葉です。
溺愛している小動物系のペットが使うクッションなどのデザインに採用するのも良いでしょう。
小さいサイズで酸味が強い飴や、一般的な商品よりコンパクトなキャラクタフィギュアなどの宣伝デザインにも使えます。
この花言葉が合わないのは、「小さい」と言われたくない人全般です。
身長などをコンプレックスにしている人も多い為、普段のやり取りから察しましょう。
あなたがその小ささを可愛いと思っていても、本人が嫌がる感情を無視するなら、結局相手を侮辱する行為にしかなりません。
まとめ
「コメツブツメクサ」は、雑草として有り触れた植物です。
花言葉を知っていれば、その花の特徴的な形に興味を持つ事が出来るでしょう。
風景の解像度を高めてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。