「コウリンタンポポ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「コウリンタンポポ」の花言葉とは? 花言葉

「コウリンタンポポ」はキク科タンポポ亜科ヤナギタンポポ属の多年草です。

ヨーロッパ原産で、日本には明治期に鑑賞用として持ち込まれ、北海道北部で特に多く野生化が見られる帰化植物です。

花はタンポポによく似たオレンジ色で、7月から8月が花期です。

市街地や道端でも生えるため雑草扱いされ、北海道では「防除対策の必要性について検討する外来種」に指定されています。

今回は「コウリンタンポポ」の花言葉について、解説します。

「コウリンタンポポ」の花言葉

「眼力」「目ざとい」があります。

悪い意味ではありませんが、誰にでも当てはまる言葉ではないため、相手の事をよく考えて贈りましょう。

また、視力に問題がある人には、それを揶揄しているように伝わるため、気心の知れた相手でない限り避けましょう。

「眼力」

この花言葉は、「コウリンタンポポ」の属名「ヒエラシウム」が、ギリシャ語の「鷹」を意味する「ヒエラクス」からついたもので、「コウリンタンポポ」で鷹が目を洗う、という言い伝えから付いたものです。

実際に目に入れば痛いだけでしょうが、確かにふさふさして汚れを拭い去るモップのようにも見えます。

鷹は遥か上空から獲物を見つける事が出来る視力に優れた動物で、英語で「ホークアイ」と言えば、「全てを見通すような眼力」を意味します。

そんなところから付いたのが、この花言葉です。

視力に優れていたり、嘘を嘘と見抜く事が出来るような友人に贈るのに向く花言葉です。

部屋に飾ってたまに眺め、目を酷使していないか自問してみるのも良いでしょう。

この花言葉が向いていないのは、眼力に欠けて見たまま、読んだままに騙されてしまう人です。

もっとも「自分が眼力に欠ける」という事も見抜けていないので、贈っても否定はされません。

「目ざとい」

こちらも、どんな獲物にも気付く鷹の目から付いた花言葉です。

ちょっとしたあなたの変化にすぐに気付いて褒めてくれる友人に贈るのに向いています。

どこに隠してもすぐにお菓子を見つけてしまう子供の部屋に、成長した喜びを少し込めて飾ってみるのも良いでしょう。

ニュース配信サイトのデザインにしたり、工場の品質チェックのラインで注意書きに添える事も出来ます。

この花言葉が向かないのは、恋人や配偶者です。

何か隠していてごまかしているのでは、と、警戒モードに切り替わってしまうでしょう。

「コウリンタンポポ」の豆知識

「コウリンタンポポ」は漢字で「紅輪蒲公英」と書き、「赤い車輪のようなタンポポ」という意味になります。

そして別名を「エフデギク(絵筆菊)」と言います。

確かに鮮やかでふさふさして見える「コウリンタンポポ」は、絵の具の色が残ったままの絵筆を連想させます。

ただ、「エフデギク」の別名を持つものに、同じキク科の「エミリア」があるため、混同しそうな場合は使わない方が良いでしょう。

まとめ

「コウリンタンポポ」は雑草とされるため、存在を意識されない事も多い植物です。

花言葉を知っていれば、その愛らしさに意識を向け、楽しむ事が出来るでしょう。

有り触れた景色に楽しみを足してくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。

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