「コウホネ」(川骨)はスイレン科「コウホネ」属の多年草です。
北海道から九州にかけて分布し、海外の発見報告はあるものの日本固有種と見られています。
沼や河川、水路に生育する水生植物です。
黄色くカップ状の花を6月から10月にかけて咲かせます。
今回は、「コウホネ」の花言葉について解説します。
「コウホネ」の花言葉
「秘められた愛情」「崇高」「その恋は危険」といいます。
恋愛の意味もありますが、不穏な内容も含まれるため、理解して使う必要がある花言葉です。
地域により絶滅危惧種とされているため、野草を贈るのは止めましょう。
「秘められた愛情」
「コウホネ」の花の形が、萼に包まれているように見え、雄しべも伸びきらない事から付いた花言葉です。
ずっと片思いをしていた相手へ、告白のメッセージと共に添える時に合います。
普段はそんな素振りを見せないけれど、愛情深い友人や配偶者などに贈るのも良いでしょう。
モチ入り最中の宣伝画像や、ボーリング調査を業務とする会社のシンボルとして使うのも良さそうです。
この花言葉が合わないのは、薄い関係の人です。
あらぬ誤解を与える可能性があります。
「崇高」
数少ない鮮やかな花を咲かせる水生植物という存在が、孤高、崇高、というイメージに繋がるとされる他、黄金の花色からも連想できます。
同じ黄金色の「ヤマブキ」にも、「崇高」の花言葉が付いています。
気品や気高い心を持つ友人などに贈るのに向いています。
そこまででなくても、貴族的な趣味を持つ人にも合うでしょう。
スマホの待ち受けにして、自分の振るまいを少し見直してみるのも良いかも知れません。
この花言葉が合う人はあまりいませんが、特に上品さにコンプレックスが深い人には向きません。
嫌味と取られ、品のない罵り言葉が返って来るでしょう。
「その恋は危険」
可愛らしい花に反して、「コウホネ」が生える場所は沼や川です。
つい手を出せば、思わぬ深みに抜け出せなくなる可能性もあります。
そして、「コウホネ」(川骨)の名の通り川に沈む骨になってしまう、そんな事が連想される花言葉です。
あまり振る舞いのよろしくない相手と交際している親しい友人に贈り、警告するのには使えます。
過激なファッションブランドのイメージにしたり、カロリーのもの凄いスイーツの広告に使うのも良いでしょう。
この花言葉が合いそうで合わないのは、交際相手に問題があるけれど、それほど親しくない人です。
外野からは分からない絆が存在する場合もあるものです。
まとめ
「コウホネ」は数少ない鮮やかな花を咲かせる水性植物です。
花言葉を知っていれば、存在に気づきやすくなるでしょう。
風景の解像度を上げてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。
