今回は「キュウリグサ」の花をご紹介します。
「キュウリグサ」はムラサキ科キュウリグサ属に分類される越年草のことを言います。
それでは、「キュウリグサ」の花言葉について見ていきましょう。
「キュウリグサ」の花言葉
「キュウリグサ」の花言葉は「愛しい人へ」、「真実の愛」になります。
「キュウリグサ」の花言葉の由来
「キュウリグサ」の花はとても小さいので、よく観察をしないと見つけにくいかもしれません。
そのようなところが、「愛しい人へ」や「真実の愛」のイメージと重なっているようです。
「キュウリグサ」の豆知識
「キュウリグサ」の名前の由来は、「キュウリグサ」の葉を揉むと、キュウリのような香りがするところから来ています。
「キュウリグサ」の漢字表記は「胡瓜草」です。
また、「キュウリグサ」の別称として「タビラコ」があります。
「タビラコ」の名前がつく植物は他にも、「ヤブタビラコ」、「オニタビラコ」、「ミズタビラコ」、「コシジタビラコ」などがあります。
「ヤブタビラコ」と「オニタビラコ」はキク科オニタビラコ属に分類されていて、黄色い花が咲きます。
「ミズタビラコ」と「コシジタビラコ」は、「キュウリグサ」と同じくムラサキ科キュウリグサ属に属しています。
どちらも花は淡い青色で、大きさが3mm程度なので、「キュウリグサ」の花に似ています。
「キュウリグサ」の開花時期は、3月から6月頃で、淡い青色の可愛らしい花が咲きます。
花の大きさは2mm程度で、とても小さいです。
「キュウリグサ」の葉は単葉で、楕円のような形をしています。
葉や茎には白い毛が細かく生えています。
「キュウリグサ」の葉や茎は、薬草として利用されています。
まとめ
「キュウリグサ」の花に似ている植物は他にもあります。
「ワスレナグサ」や「ノムラサキ」などです。
「ノムラサキ」はムラサキ科ノムラサキ属に分類されていて、一年草、または越年草の植物です。
「ワスレナグサ」はムラサキ科ワスレナグサ属に属していて、一年草、あるいは多年草です。
「ワスレナグサ」の開花時期は「キュウリグサ」と同じ頃ですが、花の大きさが7~8mm程度で、「キュウリグサ」よりも大きく、見分けることができます。
また、「ワスレナグサ」の花の色は青や紫色の他に、ピンクや白色があります。
「ワスレナグサ」の花言葉は「真実の愛」ですが、「キュウリグサ」の花が「ワスレナグサ」に似ているところから、「キュウリグサ」の花言葉にもなっています。
「キュウリグサ」と併せて、似た花の植物にも、目を向けてみるのもよいかもしれません。