「キキョウ」という花をご存知でしょうか。
「キキョウ」は、日本を含む東アジアが原産地であり、キキョウ科キキョウ属の植物です。
多くの武士の家紋として使われていたり、秋の七草に含まれていたりと、日本人には昔から馴染みのある花でしょう。
風船のようにふくらんだ形の蕾をしており、6?9月頃に開花します。
直径5?7cmの星のような形の花を咲かせ、茎の高さは10~120㎝ほどあります。
この茎は生薬としても使用されています。
今回は「キキョウ」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「キキョウ」の花言葉
「キキョウ」の花言葉は、基本的には「永遠の愛」「変わらぬ愛」という意味が有名です。
この花言葉は、戦争から帰ってこない夫を10年間待ち続けた若い娘の物語が由来しています。
その娘の名前が「桔梗」であったため、夫を一途に待ち続けた妻のひたむきな愛を表す花言葉が付けられたと言われています。
また、「気品」という意味もあります。
桔梗は紫色の花が有名であり、日本では昔から紫色が高貴な色とされてきたためと考えられています。
「キキョウ」の花言葉(色別)
「キキョウ」の基本的な花言葉を理解できたところで、色別の花言葉を見ていきましょう。
「キキョウ」の白色の花言葉
「清楚」「従順」となります。
白は純真無垢なイメージもあるため、結婚を控えた花嫁に贈るのもいいでしょう。
「従順」という意味もあるので、お世話になった上司や恩人に贈るのもいかがでしょうか。
花を育てたことがないという方や忙しい方には、手間のかからないプリザーブドフラワーで贈るのも気が利いています。
「キキョウ」の紫色の花言葉
「永遠の愛」「変わらぬ愛」「気品」「誠実」となります。
大切な人や愛の告白にぴったりです。
夫婦や恋人の記念日に贈るのもいいですね。
開花時期ではない場合、苗や寄せ植えでプレゼントして一緒に育てるのもいいですね。
「キキョウ」のピンク色の花言葉
「幸薄」となります。
ポジティブな意味ではないため、人に贈るのは不向きと言えるでしょう。
まとめ
「キキョウ」は、存在感のある花なので1輪で送っても素敵です。
花束や苗など、贈る相手に合わせて選びましょう。
人にプレゼントする時花言葉の意味を知っていると、より気持ちを込めることが出来ます。
花言葉をお調べの際はぜひ参考にしてください。