「イシワリソウ」は、ユキノシタ科ドッコンソウ属の多年草です。
中国原産で、山地から高地の岩の割れ目などに生育します。
花は直径1cmほどで、花色は白から淡紅色、花期は5月から9月です。
今回は、「イシワリソウ」の花言葉について解説します。
「イシワリソウ」の花言葉
「根気」「可憐」「一途な恋」です。
良い意味の言葉で、意味が合う相手への贈り物に向きます。
「根気」
「イシワリソウ」は、「石割草」と書き、岩の割れ目などに生え、自ら岩石を割っているように見える事から付いた名です。
「虚仮(こけ)の一念岩をも通す」といいますが、「イシワリソウ」も「根気」強く割ったというイメージから付いた花言葉です。
仕事などに「根気」よく取り組む事は重要ですが、工数に人員が不足している仕事の場合、それでは終わりません。
スピードだけ求められている時は、クオリティを下げる判断も必要です。
どう下げても仕上がらない場合、職場を変える決断も必要です。
「不満があるなら変えていけ」という意見もありますが、自分以外のものは、「根気」よく関わったところで変わりません。
この花言葉は、「根気」があり、頼もしい人へ贈るのに向きます。
「可憐」
力強い名前に反して、可愛らしい花から付いた花言葉です。
植物は思いの外パワフルで、直接岩は割らないまでも、アスファルトを持ち上げるぐらいの事は、しばしば成し遂げます。
「可憐」に見える弱々しいものでも、そのままで野生環境に生きている以上、強かな部分はあるのです。
子供など、「可憐」で好ましい親しい人へ贈るのに向きます。
「一途な恋」
ハート型の葉や、薄いピンクの花から恋心を連想し、これが岩を割るほどのパワーになるというイメージから付いた花言葉です。
「一途」な恋は微笑ましいものですが、相手しか見えない危うさもあります。
自分が一途に恋している時は、一旦、自分を客観視するタイミングが必要です。
周りを見る、というより、相手も見えていない事もあるのです。
恋人へ贈り、愛情を伝えるのに向きます。
「イシワリソウ」の豆知識
学名を「オレシトロフェ・ルピフラガ」といいます。
語源は「オレストロフォス(山地生の)」「ルピフラガ(石を割る)」で、「イシワリソウ」の名前と概ね同じ意味になります。
まとめ
「イシワリソウ」は、ユキノシタ科ドッコンソウ属の多年草です。
花言葉は「根気」「可憐」「一途な恋」です。
恋人への愛情を伝える贈り物にもなる、花言葉を是非参考にして下さい。