「アメリカイワナンテン(セイヨウイワナンテン)」は、ツツジ科イワナンテン属の常緑低木です。
アメリカ原産で、日本には昭和40年代に持ち込まれました。
花は白いベル型で、花茎にびっしり咲きます。
花期は4月から5月です。
今回は、「アメリカイワナンテン」の花言葉について解説します。
「アメリカイワナンテン(セイヨウイワナンテン)」の花言葉
「気が多い恋」「若い恋人」「節制」です。
少々意味深な言葉が混じるため、カードなどを添え、伝える言葉や意図を明らかにすると誤解がありません。
「気が多い恋」
多数の花がこぼれるほどたわわに咲く様子から付いた花言葉です。
恋する気持ちは素敵なものですが、気持ちが複数の相手に向くとなると少々雲行きが怪しくなってきます。
気持ちが抑えられないのだとしたら、誰と付き合う事も出来ないでしょう。
一方、あくまで「恋」が「心惹かれるもの」の比喩だとすると、問題ありません。
色数の多いメイク用品の宣伝イメージや、品数の多いスイーツバイキング点のシンボルにも出来るでしょう。
「若い恋人」
白い花は、大人の狡さに染まらない初々しい若者の比喩となります。
美しい花が多数集まる様子は、学生などが一緒に過ごすうちに恋人になっていくというイメージと合います。
若い頃の恋は、年代特有のものです。
大人になって、結婚が恋の延長線上に見えてくると、気持ちだけでは成り立たなくなっていきます。
結婚を全く考えず、恋に生きる人も中にはいますが、ごく少数派でしょう。
この花言葉は文字通り、年齢の若い恋人へ贈るのに向きます。
フレッシュさを売りにしているワインのラベルデザインにも良いでしょう。
一方、年齢はある程度若くても、付き合った期間が長い恋人には向きません。
別の、より若い人の方が良い、という意味に伝わる可能性があります。
「節制」
俯いた控えめな花や、日陰にも耐える性質から付いた花言葉です。
自分を律する気持ちが強く、尊敬出来る人へ贈るのに向きます。
一方、節約ばかりで必要なものにすらお金を出さない人には合いません。
それは単にケチなだけです。
まとめ
「アメリカイワナンテン」は、ツツジ科イワナンテン属の常緑低木です。
花言葉は、「気が多い恋」「若い恋人」「節制」です。
意味深な言葉が混じりますが、カードなどで意図をはっきりさせれば誤解されないでしょう。
恋人への気持ちも伝えてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。