「アマウイキョウ(ローマウイキョウ)」は、セリ科ウイキョウ属の多年草です。
「ウイキョウ」の変種で、茎の根元が膨れ、野菜として利用されます。
別名は「スイートフェンネル」「フィノッチオ」「フローレンスフェンネル」です。
「アマウイキョウ(甘茴香)」の名前の通り、加熱すると「タマネギ」のような甘味が出ます。
花は黄色い小花が傘状に付き、花期は7月から8月です。
今回は、「アマウイキョウ」の花言葉について解説します。
「アマウイキョウ(ローマウイキョウ)」の花言葉
「良い香り」「賞賛」「力量」「強い意志」です。
「ウイキョウ」の花言葉と重複します。
いずれも良い意味で、贈り物に向きます。
花を贈る以外に、料理として振る舞うのも良いでしょう。
「良い香り」
香りの良さから付いた花言葉です。
香りの分かる距離で付き合う相手は、そこまで多くありません。
日常的な場で、他人の香りが気になるのは満員列車やすれ違う時など、一時的に極端に近付いた時だけです。
一方、自分の匂いは自分では分かり難く、相手も気付かないフリしているだけでは、と考え出すとキリがなく、心がやられてしまいます。
当たり前の事が出来ていれば、後は気にしないというスタンスが重要です。
「良い香り」という花言葉は、恋人へ贈るのに向きます。
あくまで素直にそう思った時に限りましょう。
他人の感覚しか目安がない人に、嘘を教えるのは大変罪深い事です。
「賞賛」
「ウイキョウ」が古代ギリシャにおいて成功の象徴とされた事が由来です。
野菜として長く親しまれてきた事も、意味が合います。
成功者を妬む気持ちが浮かぶ事もありますが、生産性の薄い感情です。
まずは褒め讃え、相手を持ち上げた方が、利益に繋がる事は多くなります。
讃える気持ちを伝えるため、贈るのに向く花言葉です。
一方、成し遂げた過程に、不正など明らかな問題がある場合は向きません。
不正は不正を呼び、いずれ瓦解します。
批判出来ないにしても、距離は取りましょう。
「力量」
食材として、ヨーロッパでは古くから存在感があった事から付いた花言葉です。
「力量」を見せると仕事が増える、というのは昨今の風潮です。
これは、その増えた仕事の先に、昇給なり出世なりの道筋が見えない、成長性の低い会社や社会情勢が影響しています。
そういった理由がなく、成長性のある会社なのに、何となく出し惜しみしているだけというのはいけません。
『三年寝太郎』はファンタジーです。
出し惜しみに慣れると、全力が出せなくなるものです。
この花言葉は、仕事でも趣味でも「力量」を感じさせる、積極性と能力を持ち合わせた人へ贈り、賞賛するのに向きます。
自分の目指す姿として食べるのも良いでしょう。
「強い意志」
こちらも成功の象徴とされた事から付いた花言葉です。
成功のためには、成功の姿から逆算したステップが必要であり、それをきっちり辿る意志が必要です。
多少の事で揺らがず、信頼出来る人へ贈るのに向きます。
まとめ
「アマウイキョウ(ローマウイキョウ)」は、セリ科ウイキョウ属の野菜です。
花言葉は、「良い香り」「賞賛」「力量」「強い意志」です。
誰かに贈るにも、自分の為に食べるにも良いでしょう。
食卓も楽しくしてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。
