「アセロラ(バルバドスチェリー)」はキントラノオ科ヒイラギトラノオ属の植物です。
原産地は西インド諸島、中央から南アメリカと言われ果実がチェリー、さくらんぼに似ていることから西インドチェリーとも呼ばれているそうです。
「アセロラ(バルバドスチェリー)」の開花時期は春から秋にかけてでこの期間にピンク色の花を3、4回開花させ実を結実させるというサイクルを繰り返します。
今回はこの「アセロラ(バルバドスチェリー)」の花言葉について紹介していきます。
「アセロラ(バルバドスチェリー)」の花言葉
「アセロラ(バルバドスチェリー)」の花言葉は「愛の芽生え」、「健康増進」、「永遠の幸せ」です。
これらの花言葉について順番に解説します。
「愛の芽生え」
春から秋、5月から11月ごろに花を咲かせる「アセロラ(バルバドスチェリー)」の花は5枚の花弁をもつ1. 3cm程度の小さなものです。
この花は開花直後は濃いピンク色ですが開花すると色がどんどん白に近づいていき、翌日には花が散ってしまいます。
花を楽しめる期間は1日と短めではあるものの、可憐な花、特に花弁がハートのようにも見えることから「愛の芽生え」という花言葉がつけられました。
「健康増進」
「アセロラ(バルバドスチェリー)」は花よりも果実の方がよく知られています。
「アセロラ(バルバドスチェリー)」の果実は痛みやすいため生のままで流通することはありませんが、ジュースやジャムといった加工品として流通しています。
ビタミンCの王様と称されるほど果物の中でもビタミンCの含有量が多く、アセロラ100g中に1700mg(レモンに含まれるビタミンCの含有量は100g中50mg)も含まれています。
他にもポリフェノールの一種であるアントシアニン、ケルセチンも多く含まれているため体を若々しく保つのにぴったりの果物だといえます。
このように栄養豊富で若さを保ってくれる果物だということで「健康増進」の花言葉がつけられたと言われます。
「永遠の幸せ」
「アセロラ(バルバドスチェリー)」は先述のとおり春から秋にかけて何度も結実する栄養豊富な果物です。
そんな長く続く若さを象徴するような植物の様子から「永遠の幸せ」の花言葉がつけられたそうです。
「アセロラ(バルバドスチェリー)」の豆知識
「アセロラ(バルバドスチェリー)」の世界最大の生産地はブラジルですが、日本では沖縄でも栽培されています。
特に沖縄県国頭郡本部町ではアセロラの初収穫のシーズンに当たる5月12日をアセロラの日として制定、本部町の商工会を中心にイベントが行われているそうです。
まとめ
「アセロラ(バルバドスチェリー)」の花言葉は花や果実から想起された甘酸っぱい恋や若さにまつわるものが並んでいます。
贈答の際などの参考になさってください。