「アイイロニワゼキショウ」はアヤメ科ニワゼキショウ属の花です。
ルリニワゼキショウ、ヒレニワゼキショウと呼ばれることもあります。
明治中期にやってきて道路や草地などで可憐な花を咲かせるニワゼキショウの仲間ですが、ニワゼキショウが白や赤紫色の花を付けるのに対し、「アイイロニワゼキショウ」は名前通り青色の花を付けるのが特徴です。
しかし仲間だけあって他の部分は似ており、「アイイロニワゼキショウ」の開花期はニワゼキショウと同じ5〜6月。
花の大きさは1〜1. 5cmほどで、6枚の細長い花びらを持ちます。
「アイイロニワゼキショウ」の花言葉
「アイイロニワゼキショウ」の花言葉は「清涼感」です。
花言葉通り花は清涼感ある青色をしているので、日に日に暑さが増してくる5〜6月にはぴったりでしょう。
特に最近は5月や6月でも真夏日や猛暑日になることも珍しくなく、涼しげな花言葉を持つ花の需要は高まっているといえます。
またニワゼキショウと共通の花言葉を持つとされることも多いです。
ニワゼキショウの花言葉は「繁栄」「豊富」「豊かな感情」などですが、いずれもポジティブで使いやすいものばかりなので使い所には特に困らないでしょう。
「アイイロニワゼキショウ」の豆知識
ニワゼキショウ同様、「アイイロニワゼキショウ」もまた日本に帰化しており全国各地の道路沿いや草地などで見ることができます。
原産地は北アメリカ。
非常に丈夫なうえに繁殖力が強く、植えた覚えがないのにいつの間にか庭や畑に生えていたということもしばしば。
しかし可憐な花を咲かせることもあり、雑草の中ではニワゼキショウ同様比較的愛されているといえます。
ちなみに市場においては、山野草を扱うサイトなどにおいて青花ニワゼキショウなどの名前で売られていることがまれにあるようです。
まとめ
「アイイロニワゼキショウ」の花言葉は「清涼感」です。
これはその青い花から感じられる清涼感からきており、日に日に暑さが増してくる5〜6月にはぴったりのものだといえます。
また仲間のニワゼキショウと同じく「繁栄」「豊富」「豊かな感情」などの花言葉を持つとされることもあります。
こちらも全体的にポジティブで使いやすいので、使い所に困ることはあまりないでしょう。