ハート型の葉が特徴的なカツラは、カツラ科カツラ属の落葉樹です。
北海道から九州、中国、朝鮮半島に分布し、冷温帯の渓流など水際に多く自生する他、街路樹や公園樹として人里にも植栽もされています。
今回は、カツラの花言葉について解説します。
「カツラ」の花言葉
「不変」「不忠」があります。
あまり良くない意味の言葉も含むため、人や場面を選んで使う必要があります。
また、落ち葉に独立して「憂鬱」「夢想家」という花言葉が付いています。
カツラの葉は紅葉する他、落葉して乾燥した直後はカラメルのような香りを発するため、特に印象が強いのでしょう。
「不変」
寿命の長さから、想像出来る花言葉です。
伝統を受け継ぎ守る仕事に就いている友人に贈るのに向きます。
100年単位で使用するような建造物を作る建設会社の敷地に、シンボルとして植えるのも良いでしょう。
自分の家に植えて、変わらぬ家族の幸せを願うのにも合います。
逆に向いていないのは、若くこれから変わって行く人で、この花言葉を贈っても反発心を持つだけの結果になるでしょう。
「不忠」
寿命で折れた後、根元から沢山の芽を伸ばし株立ちする様子が、主君と運命を共にするのを嫌がる不忠者に見えたのかも知れません。
使える状況は限定されますが、脱サラ後独立開業した仲の良い友人に、洒落で贈るのには良い花言葉でしょう。
また、ブラック企業で苦しんでいる人に贈れば、忠誠心を一旦見直すべきというメッセージになります。
「憂鬱」
こちらは落葉の花言葉です。
美しい紅葉と甘い香りには合わない花言葉のようにも思えますが、目を閉じても秋の気怠さを伝えて来ると考えると、あながち外れていないのでしょう。
気が晴れないでぼんやりしている友人に贈るのに合います。
本当に鬱病になっている人には厳禁です。
「夢想家」
長く立ち続ける木は、多数の人の夢を見続けたでしょう。
また、秋の夜長、紅葉の美しさや香りは眠りを誘います。
物語を作るのに長けた友人に贈るのに向く花言葉です。
起業して様々な事業を実現する社長にも向くでしょう。
逆に合わないのは、夢を早々に諦めたり、最初から持たなかった人です。
そのような人にとっては、否定すべき花言葉となってしまいます。
まとめ
カツラは街中でも見かける事が出来る木です。
花言葉を知っていれば、より親しみを持てるでしょう。
単なる風景を風景で終わらせない、花言葉を是非参考にして下さい。