「風変わり」という花言葉の花は、振る舞いや考え方が一風変わった友人へ贈り、好意を伝えるのに向きます。
「風変わり」は、「常識知らず」というネガティブな意味にとらえられる場合もありますが、ルールを踏み越えない「風変わり」は、多様性が出て社会や組織を強くします。
あなたが「良い」と思う限り、ポジティブな贈り物として相手に伝わるでしょう。
「風変わり」の花言葉を持つ花
「風変わり」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「ヘリコニア(鸚鵡花)」
オウムバナ科オウムバナ属で、オウムの頭を思わせるような頭と嘴2色に分かれた花がずらりと並んで咲きます。
見るからに変わった様子から「風変わり」という花言葉が付きます。
他の花言葉は「風変わりな人」「独特な個性」「注目」「脚光」で、個性派の映画スターへのファンレターなどに向きます。
他に「ケイトウ(鶏頭)」にも「風変わり」という花言葉が付いています。
「風変わり」と似た意味の花言葉を持つ花
「風変わり」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。
「ニンニクカズラ(ガーリックバイン)」
ノウゼンカズラ科マンソア属の花です。
蔓性で傷つけるとニンニクのような匂いする事が、名前の由来です。
ピンク色の花は漏斗型で、筒状の部分が口を思わせるような少し潰れた形になり、咲き始めから色が薄まっていきます。
これらのパッと見た時の印象を裏切っていく性質から「個性的」という花言葉が付きます。
「個性」には、多数派の性質も含まれ目立たない事もありますが、「個性的」とは、個性が際立つ様子を指すため、「風変わり」と概ね近い意味と言えるでしょう。
他の花言葉は「ありのままの私を見て」です。
誰かに贈るよりも、自分が出演するステージや、ブログデザインなどへ使うのに向く花言葉です。
「ウェルウィッチア(砂漠万年青)」
ウェルウィッチア科ウェルウィッチア属の植物で、ナミブ砂漠に生育します。
写真で見ると、萎れたランか何かの葉が捨ててあるように見えますが、実際には数メートルというサイズです。
萎れて見えても別にそういう事もありません。
樹齢のようにカウントしやすい部分がなく分かり難いのですが、寿命は非常に長く1000年以上生きるとも、2000年の個体があるとも言われています。
このような「風変わり」で、よく分からない性質から「奇想天外」の別名があり、花言葉も「奇想天外」です。
「ウェルウィッチア」は「ラフレシア」「オオオニバス(大鬼蓮)」と合わせ「世界三大珍植物」とも呼ばれます。
尚、「ラフレシア」の花言葉は「夢現」、「オオオニバス」は「神秘的」と、思いの外素敵な花言葉が付きます。
まとめ
「風変わり」という花言葉を持つ花は「ヘリコニア」「ケイトウ」です。
似た意味の花言葉を持つ花は「ウェルウィッチア」「ガーリックバイン」です。
ネガティブな意味で使われる事もありますが、あなたが良い性質と解釈して使うなら問題はありません。