「迷い」という花言葉の花は、何かの判断を決めかねている人へ、決断を促すメッセージになります。
ネガティブなイメージを持たれる言葉ですが、全く「迷い」がない人も、危うさがあるものです。
自分の気持ちとして伝え、相手の判断を待って貰う時にも良いでしょう。
時には迷った時間が、誠実さとして伝わる場合もあります。
色数の多いファッションアイテムなどの商品イメージとしても合います。
「迷い」の花言葉を持つ花
「迷い」という花言葉を持つ花は、ありません。
「迷い」と似た意味の花言葉を持つ花
「迷い」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。
「フジバカマ(藤袴)」
秋の七草としても知られる「フジバカマ」は、キク科ヒヨドリバナ属の多年草です。
雄しべの長い白い小花が傘状に集まり咲きます。
ピンクの蕾から少しずつ花が咲いていく様子から「ためらい」「躊躇」「遅延」「遅れ」という花言葉が付きます。
咲こうかどうしようかという「迷い」と解釈すると、近い意味の花言葉と言えるでしょう。
他の花言葉は「あの日を思い出す」「優しい思い出」「他人の恋の相談役」「恋のキューピッド」です。
あなたの恋人との仲を取り持ってくれた友人が、「自分の番」になった時に贈ると丁度意味が合います。
「白いゼラニウム」
フウロソウ科テンジクアオイ属の多年草です。
「ゼラニウム」には、小花が寄り集まって咲く様子から「真の友情」「愛情」という共通の花言葉が付きます。
一方、「白いゼラニウム」の場合、心の熱が足りず煮え切らないというイメージで「優柔不断」という「迷い」と近い花言葉が付きます。
他の花言葉は「私はあなたの愛を信じない」です。
どちらも相手を責める意味になるため、誰かに贈る場合は「ゼラニウム」共通の花言葉を伝えた方が良いでしょう。
「ハッカ(薄荷)」
シソ科ハッカ属の多年草です。
清涼感ある芳香が特徴のハーブで、昔は眠気覚ましに葉で目を擦ったとされ「メザメグサ(目覚め草)」の別名がありました。
この目の覚めるようなスッキリ感から「迷いからさめる」という花言葉が付いています。
「迷い」に引き続くものなので、比較的近い意味と言えるでしょう。
他の花言葉は「私たちは再び友達になろう」「徳」「美徳」「効能」「貞淑」です。
何かしらモヤモヤがあり仲違いしていた友人へ贈り、関係修復を申し出るのに向きます。
まとめ
「迷い」という花言葉を持つ花はありません。
似た意味の花言葉を持つ花は「フジバカマ」「白いゼラニウム」「ハッカ」などがあります。
あまり良くない言葉のようですが、全く迷わないよりも信頼がおける場合もあります。
状況に合わせ使い分けましょう。