「究極の愛」という花言葉の花は、愛の中でも究極のものを指します。
感じ方は人それぞれですが、あまり安易に使うと、自分の世界の狭さを露呈する事にもなります。
ある程度のハードルを越えている場合に、使うのに向く花言葉と言えるでしょう。
「究極の愛」の花言葉を持つ花
「究極の愛」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「黄色いガーベラ」
キク科ガーベラ属の黄色品種です。
真上を向いて咲く花の姿から、太陽へ真っ直ぐ伸びるイメージがあります。
そして、黄色は英語圏では太陽の色です。
日本では太陽を赤く塗りますが、陽光としては白や黄色のイメージの方が合うでしょう。
すなわち、太陽そのもののイメージが「黄色いガーベラ」である事から、「究極の愛」という花言葉が付いています。
太陽がなければ、地球は氷に閉ざされ凍り、花も咲かず、鳥は飛ばず、人が微笑む事もありません。
命そのものとも言える太陽は、当然愛の根本であり「究極の愛」の一角と言えるでしょう。
他の花言葉は「究極美」「日光」「希望」「暖かさ」「優しさ」「親しみ易い」「律儀」などがあります。
「究極の愛」と似た意味の花言葉を持つ花
「究極の愛」に似た意味の花言葉を持つ花は、多数見られます。
「カシワ(柏)」
ブナ科コナラ属の樹木で、花は黄色い垂れ下がった花穂になります。
独特な葉が特に特徴的で、柏餅を包むものとしてよく知られます。
「カシワ」の葉は、新芽が出るまで古い葉が落ちない事から、一族繁栄の縁起物として家紋などに使われます。
いつまでも受け継がれるというイメージで「愛は永遠に」という花言葉が付きます。
愛が少量でも永遠に注がれ続けられるなら、愛の総量は無限に限りなく近付きます。
量的に「究極の愛」に近い花言葉と言えるでしょう。
他の花言葉は「愛想の良さ」「歓待」「勇敢」「独立」「自由」です。
「ツリガネニンジン(釣鐘人参)」
キキョウ科ツリガネニンジン属の、ベル型の花です。
精巧な工芸品のような花が、抱いた子供を覗き込んでいるように見える雰囲気から、「詩的な愛」という花言葉が付きます。
人の能力の中で、唯一究極に辿り着けるのは想像力です。
優れた詩人が詩によって語る愛は、「究極の愛」に極めて近いものになるでしょう。
他の花言葉は「優しい愛情」「感謝」「誠実」「大切な思い出」「遠慮」と、優しい言葉が揃います。
他に「ツリフネソウ(釣船草)」にも、「詩的な愛」という花言葉は付きます。
それ以外でも「家族愛」「母の愛」「博愛」など、「究極の愛」がイメージ出来る花言葉は多くあります。
まとめ
「究極の愛」という花言葉を持つ花は「黄色いガーベラ」です。
似た意味の花言葉を持つ花は「カシワ」「ツリガネニンジン」「ツリフネソウ」他多数です。
主観で問題ありませんが、あまり軽々しく使うには向かない花言葉です。