「熱狂」という花言葉の花は、狂おしい程の熱烈な感情を抱く、恋人への愛情表現に向きます。
恋愛に限らず、全力で応援している芸能人へのファンレターや、一生の趣味に関するブログデザインなどにも向きます。
気持ちを向けるもののイメージに合うような花を選べば、一層気持ちが伝わるでしょう。
「熱狂」の花言葉を持つ花
「熱狂」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「ムラサキツユクサ(紫露草)」
ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草です。
花弁3枚の花は、1日で終わる1日花で、暑い日の花は午後まで保ちません。
花色は主に紫ですが、白やピンクもあります。
色や朝露のように儚い様子から「紫露草」の名前が付いています。
一方、株全体としては、毎日次々に花が咲き、初夏の2ヶ月ほど花いっぱいになる事から付いた花言葉が「熱狂」です。
他の花言葉は「快活」「優秀」「知恵の泉」「淋しい思い出」「ひとときの幸せ」「尊厳」「尊敬」「尊び」「尊ぶ」「尊敬しているが恋愛ではない」などが付きます。
恋人には向きませんが、それ以外の人への「熱狂」にはむしろ誤解がなく贈りやすいでしょう。
「コバンソウ(小判草)」
イネ科コバンソウ属の一年草です。
小花が鱗状に集まった小判型の花穂を形成し、その後黄褐色に変わります。
これを江戸時代の金貨である小判に喩えた名前です。
この穂が風でざわざわ揺れる様子から「心を揺さぶる」「心の激動」、これが転じて「熱狂」という花言葉が付いています。
他の花言葉は「白熱した議論」「素朴な心」「金満家」「お金持ち」です。
熱血漢の起業家などへ贈るのに良いでしょう。
「ムラサキハナナ(紫花菜)」
アブラナ科オオアラセイトウ属の一年草です。
直径2. 5cm程の花は、紫色の花弁を4枚つけます。
中国原産で、三国志の時代、「諸葛孔明」が軍の食糧とするために植えたという伝説から「ショカツサイ(諸葛菜)」の別名があります。
主君である「劉玄徳」への忠誠のイメージから付いた花言葉が「熱狂」です。
他の花言葉は「仁愛」「変わらぬ愛」「溢れる知恵」「知恵の泉」「癒し」などがあります。
知性と情熱を兼ね備えた人へ贈るのに特に良いでしょう。
他に「ベニバナ(紅花)」にも「熱狂」という花言葉が付きます。
「熱狂」と似た意味の花言葉を持つ花
「熱狂」に似た意味の花言葉を持つ花は、多数見られます。
「深紅のバラ」に「熱烈な愛」、「ケイトウ(鶏頭)に「感情的」などがあります。
他にも「情熱」「熱烈」など、近い意味の花言葉は多くあります。
まとめ
「熱狂」という花言葉を持つ花は「ムラサキツユクサ」「コバンソウ」「ムラサキハナナ」「ベニバナ」です。
似た意味の花言葉を持つ花は「深紅のバラ」「ケイトウ」他多数です。
気持ちを向ける相手のイメージなども合わせ花を選べば、一層心のこもった贈り物になるでしょう。