オッタチカタバミという花をご存知でしょうか。
オッタチカタバミは、アメリカ原産、カタバミ科カタバミ属の多年草です。
今回はオッタチカタバミの花言葉や名前の由来について、詳しく見ていきましょう。
「オッタチカタバミ」の花言葉
オッタチカタバミの花言葉は、2つあります。
輝かしい黄色の花を咲かせる、オッタチカタバミらしい花言葉です。
「喜び」
オッタチカタバミの花は、フランスやスペインでは「ハレルヤ」と呼ばれています。
カタバミの花が、聖歌「ハレルヤ」を捧げる祭りの時期に咲くことから、そう呼ばれています。
「ハレルヤ」が喜びの歌であることが、「喜び」の由来です。
嬉しい気持ちを表しているかのような、黄色い晴れやかな花も、喜びという言葉にふさわしいオッタチカタバミです。
「心の輝き」
その昔、カタバミの葉で鏡などを磨いていたことが、「心の輝き」の由来です。
磨いていた物を心に置き換えて作られた、綺麗な花言葉です。
心も映し出すほど鮮明な色をした、オッタチカタバの美しさが現れています。
「オッタチカタバミ」の名前の由来
オッタチカタバミと同じ属の「カタバミ(片喰)」という花があります。
カタバミに似た黄色い花であることと、茎が立ち上がって生えていることから、「オッタチカタバミ(おっ立ち片喰)」と名付けられました。
オッタチカタバミとカタバミの花は、ほぼ同じ形・色をしていますが、名前の由来となっている、茎の生え方に違いがあります。
オッタチカタバミは茎が立ち上がっているのに対して、カタバミは地面に這うように生えています。
2つの花を見極める際には、オッタチカタバミの名前の由来を思い出すとよいでしょう。
「オッタチカタバミ」の豆知識
オッタチカタバミの葉が、どのような形をしているかをご存知でしょうか。
葉の一枚をよく見てみると、ハートの形をしているのです。
ハートの形の小葉が、3つ連なって生えています。
花と一緒に、ハートの形の葉を押し花にすると、その可愛い姿を長く楽しむことができるのでおすすめです。
明るい黄色の花とハート型の葉が、ラッキーアイテムにもなりそうなオッタチカタバミです。
まとめ
オッタチカタバミは、道ばたなどの身近な場所に咲く花です。
鮮やかな黄色い花を見つけた時は、葉の形も観察してみてください。
ハートの形をしていたら、オッタチカタバミかもしれません。
見つけた時は、喜び・心の輝きという、オッタチカタバミの花言葉を思い出してみてください。