「清浄」の花言葉を持つ花とは?似た花言葉を持つ花まで徹底解説

「清浄」の花言葉を持つ花とは? 逆引き

「清浄」とは清らかで汚れのないことを指す言葉です。

また仏教用語では、清らかな心のことを指します。

花言葉としては、暑い時期に涼やかな気持ちになって欲しいと贈ったり、相手の爽やかな姿に重ねて贈ることができます。

今回はこの「清浄」の花言葉を持つ植物について紹介します。

「清浄」の花言葉を持つ花

「清浄」の花言葉を持つ植物は「カラー」「ササユリ」です。

順番にこれらの花について説明していきます。

「カラー」

「カラー」はサトイモ科オランダカイウ属の植物です。

6月から7月に白、黄色、ピンク、紫などの花を咲かせます。

花に見える部分は仏炎苞と呼ばれる萼(がく)が変化した部分で、「カラー」の花は仏炎苞に囲まれた中心部の黄色い部分が花の集合体にあたります。

花言葉は「清浄」のほかに「乙女のしとやかさ」「華麗なる美」がありますが、これらは花名「カラー」の由来になった古代ギリシア語καλο?(カロス・美しいの意)によるものです。

「ササユリ」

「ササユリ」はユリ科ユリ属の植物です。

和名で笹百合と表記されるのは、葉の形が笹と見分けがつかないほど似ているからであるとされています。

6月から7月に淡いピンク色の花を咲かせる「ササユリ」は、環境変化に敏感な植物で、病害虫にも弱いため栽培が難しく、野生下においては発芽してから開花まで10年以上かかることもある繊細な植物として知られています。

花言葉は「清浄」のほかに「上品」「希少」「純潔」となっています。

「清浄」に似た意味の花言葉を持つ花

「清浄」に似た意味の花言葉を持つのは「オオイヌノフグリ」「カスミソウ」「スパティフィラム」です。

これらについても紹介します。

「オオイヌノフグリ」

「オオイヌノフグリ」はオオバコ科クワガタソウ属の植物です。

2月ごろから5月ごろまで次々に花を咲かせることができる、繁殖力も大変強い植物です。

「清らか」「信頼」「忠実」の花言葉を持っています。

「カスミソウ」

「カスミソウ」はナデシコ科ギプソフィラ属(カスミソウ属)の植物です。

5月から7月ごろが開花時期にあたりますが、1年を通して流通しています。

「清らかな心」「幸福」「感謝」「無邪気」「親切」といった花言葉を持っており、お祝いの花束に添えることが多い植物です。

「スパティフィラム」

「スパティフィラム」はサトイモ科スパティフィラム属、和名で「ササウチワ(笹団扇)」と呼ばれる植物です。

「カラー」と同じく仏炎苞に囲まれた棒状の部分が花の集合体にあたります。

花言葉は「清らかな心」「上品な淑女」で、観葉植物として人気がある植物です。

まとめ

「清浄」という花言葉は、涼やかな気持ちを願ったり、相手の姿を讃えるのに用いることができます。

自分の贈りたい気持ちに合う花言葉を選ぶ参考になさってください。

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