「待望」の花言葉を持つ花とは?似た花言葉を持つ花まで徹底解説

「待望」の花言葉を持つ花とは? 逆引き

「待望」という花言葉の花は、受験や妊娠中など、良い結果が近く訪れる親しい人へ、期待や祈りを伝える贈り物になります。

ドラマの第二期や、最近品切れの商品など、ごく身近な「待望」のために飾るのも良いでしょう。

一方、訪れるものが悪いものの場合は合いません。

「待望」の花言葉を持つ花

「待望」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。

「ピンクのアネモネ」

キンポウゲ科イチリンソウ属のピンク色品種です。

花に花弁はなく、花弁に見えるものは萼片で、春先に咲きます。

「待望」という花言葉の由来は、古代ギリシャ神話にあります。

昔、花の女神「フローラ」「アネモネ」という精霊が仕えていました。

フローラの夫である西風の王「ゼピュロス」は、美しい「アネモネ」に恋しました。

2人は惹かれ合いましたが、間もなくそれに気付いたフローラは、「アネモネ」を城から追い出します。

失意のまま野を彷徨う「アネモネ」を哀れに思ったゼピュロスは、彼女を花にしました。

以来、花になった「アネモネ」は、春の西風が吹く頃に花開き、愛しい人を待つのです。

今の価値観から見ると違和感のある話ですが、古代ギリシャ神話の神は「アルテミス」など、一部例外を除いて多情です。

他の花言葉は「儚い恋」「儚い希望」「恋の苦しみ」「見放される」「辛抱」「期待」「可能性」「清純無垢」と、良い言葉と悪い言葉が混じります。

良い意味で贈る時は、はっきり意図を伝えましょう。

「待望」と似た意味の花言葉を持つ花

「待望」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。

「ヤマブキ(山吹)」

バラ科ヤマブキ属の落葉樹です。

花は黄金色です。

花期は4月から5月で、「サクラ」の後のタイミングです。

ようやく咲いた、という気持ちを表す「待ちかねる」という花言葉が付きます。

「待望」とかなり近い花言葉と言えるでしょう。

他の花言葉は「気品」「崇高」「金運」「旺盛」で、良い言葉が揃います。

特に仕事や商売の成功を期待する贈り物に良いでしょう。

「キランソウ(ジゴクノカマノフタ)」

シソ科キランソウ属の多年草です。

路傍に生える有り触れた草で、花は紫色です。

花弁は大きく3つに分かれ、これを両手と胴体に見ると、両腕を広げ、相手を迎え入れる姿勢に見える事から「あなたを待っています」という花言葉が付きます。

他の花言葉は「追憶の日々」「健康をあなたに」で、意味が合う相手への贈り物に良いでしょう。

他に「あなたを待っています」という花言葉は「クロッカス」にも付いています。

また、「愛を待つ」「期待」など、「待望」と近い花言葉を持つ花はまだ多数存在するため、「待つ」内容に合わせて使い分けられるでしょう。

まとめ

「待望」という花言葉を持つ花は「アネモネ」です。

似た意味の花言葉を持つ花は「ヤマブキ」「キランソウ」「クロッカス」他多数です。

待つものなどに合わせて選べば、より良い贈り物になるでしょう。

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