日本人の名前には、花や植物の名前が入る事はよくあります。
名付けの時は、後で後悔しないよう、花言葉も確認したいものです。
「女の子の名前にオススメできる系」の花言葉を持つ花を、多く知っていれば、名付けの参考にできるでしょう。
「女の子の名前にオススメできる系」の花言葉を持つ花
「女の子の名前にオススメできる系」の花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「アオイ(葵)」
アオイ科タチアオイ属の花です。
単に「アオイ」と呼ぶ場合「タチアオイ」を指します。
女の子の名付けランキングでも上位になる名前ですが、花言葉も良い意味が揃います。
出世して欲しいなら「大きな志」、性格面は「率直」「高貴」、容姿は「気高い美」、生活面は「豊かな実り」と隙がありません。
これらの花言葉は、空から釣り上げたような真っ直ぐな茎と、大きく美しい花からイメージされたものです。
特にどの意味にしたいか、命名時に明記し、日頃から口にしておくと、より子供に伝わり易いでしょう。
「ムラサキシキブ(紫式部)」
シソ科ムラサキシキブ属の花で、名前の由来は平安時代の作家「紫式部」です。
名前としては「紫(シ・ムラサキ)」の一文字なら使いやすいでしょう。
花言葉は彼女のイメージで「聡明な女性」「知性」「上品」、著作の主人公のイメージで「愛され上手」です。
聡明でありつつ、良い人間関係も作れる人になって欲しいという意味になります。
「カトレヤ(日の出蘭)」
ラン科カトレヤ属の、「洋ランの女王」とも呼ばれる代表的なランです。
「蘭」や「日(太陽)」は、名前にも使いやすい文字でしょう。
花言葉は「高貴」「優雅な女性」「品格と美」という、魅力面の願いと、「理想郷」という生活面の願いのこもる花言葉が付きます。
「素朴」という花言葉も付きますが、地に足が付いた魅力と解釈するなら、特に切り分ける必要はありません。
「イチゴ(苺)」
バラ科オランダイチゴ属の植物、またはその果実です。
名前は、音を残して別の字をあてたり、「苺(メイ)」という呼び方で組み込めるでしょう。
おいしい果実を付け愛される事から「尊重と愛情」という、人間関係に恵まれそうな花言葉が付きます。
他に「清浄」「幸福な家庭」「成果を上げる」などの良い意味が多めです。
「誘惑」「甘い香り」という、少々妖しげな言葉も付きますが、必要なものだけ普段から声にするといった、言霊による取捨選択は出来るでしょう。
「ユズ(柚)」
ミカン科ミカン属の樹木または果実です。
音読みで「ユウ」「ユ」になり、使いやすいでしょう。
花言葉は「健康美」「幸福」「汚れなき人」「恋の溜息」です。
「幸福」も「健康美」と合わさるなら、ビターな展開も回避出来ます。
他にも、「未来」「健康」「知性」「期待」など、名付けに合う花言葉を持つ花は無数に考えられるため、近い種類の花や、近い花言葉から逆引きしてみるのも良いでしょう。
注意点
名付けで花言葉を考えるのは、自分の子に限ります。
知人の子供の名前について、「その名前はこんな悪い花言葉が付いている」など、批判するのは無意味な事です。
花言葉を名付けの参考にする理由は、自分が納得するためで、他人が入り込む余地はないのです。
まとめ
「女の子の名前にオススメできる系」の花言葉を持つ花は、「アオイ」「ムラサキシキブ」「カトレヤ」「イチゴ」「ユズ」他、様々です。
ここで挙げた花言葉は、あくまで自分の子について参考にし、納得するためのものです。
他人が口を差し挟む余地はありません。