「苦しい」という花言葉の花は、辛い状況にある時、助けを求めるメッセージになります。
誰かに伝える事が前提ですが、思い切りが付かない時、自分の部屋に飾り見つめても良いでしょう。
自分の「苦しい」を表す花が選べれば、より客観的に状況に向き合う事が出来ます。
「苦しい」という気持ちは、しばしば自分の手で隠したりごまかしたりしているものです。
他人の言葉である花言葉は、解決の突破口を拓く可能性があるのです。
「苦しい」の花言葉を持つ花
「苦しい」という花言葉を持つ花は、ありません。
「苦しい」と似た意味の花言葉を持つ花
「苦しい」に似た意味の花言葉を持つ花は、多数見られます。
「アネモネ」
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。
花はカップ型で、花色は白から赤、青、複色です。
「アネモネ」には、古代ギリシャ神話の由来話があります。
昔、美少年「アドニス」が、2人の女神に愛されました。
結局、彼は嫉妬から命を奪われ、血から「アネモネ」が生まれた、というものです。
ここから、「恋の苦しみ」という「苦しい」に近い花言葉が付いています。
他の花言葉は「期待」「儚い希望」「辛抱」「見放される」「無邪気」で、良い意味で使いたい場合は、カードなどを添えて伝える言葉を限定しましょう。
「サクラソウ(桜草)」
サクラソウ科サクラソウ属の多年草です。
切れ目が1つ入った花弁5枚の花が、「サクラ」を連想させる事から付いた名です。
花色は白から赤紫です。
花期は4月から5月で、その後地上部分が枯れ、夏に休眠します。
この性質から、「若い時代と苦悩」という花言葉が付きます。
青春の最中の「苦しい」気持ちとも、青春を無為にした「苦しい」後悔とも解釈できる花言葉です。
他の花言葉は「青春の喜びと悲しみ」「初恋」「希望」「無邪気」「若者」「長続きする愛情」など、全体として見ると良いイメージの言葉が揃います。
「ゴボウ(牛蒡)」
キク科ゴボウ属の多年草です。
根を利用するお馴染みの野菜です。
花は薄紫色の筒状花が集まった姿で、びっしりとトゲが付いています。
人から触れられるのを過度に恐れているように見える事から、「いじめないで」という花言葉が付きます。
いじめられ「苦しい」時の、悲痛な叫びを表す花言葉で、いじめる人へ送るのに向きます。
実際に送っても何も変わらないなら逃げましょう。
害意ある人間は、災害のようなものです。
まず自分を大事にしましょう。
他に「苦しい」と意味が近い花言葉としては、恋の言葉が多く「恋によって身が細る」が「オクラ」、「あなたを思うと胸が痛む」が「トリトマ」、「この恋に気付いて」が「リナリア」他多数です。
「シラー」の「悲しい」は比較的場面を選びません。
一部の人については「アザレア」の「禁酒」が、何より「苦しい」でしょう。
まとめ
「苦しい」という花言葉を持つ花はありません。
似た意味の花言葉を持つ花は「アネモネ」「サクラソウ」「ゴボウ」「オクラ」「トリトマ」「リナリア」「シラー」「アザレア」などがあります。
他人へのメッセージにする他、辛さを自覚し、対処するため自分で見つめるのも良いでしょう。