「美しさ」や美に関する花言葉を持つ花は多くあります。
これは恋愛において相手の美しさを讃えることが多くあることや、そもそも花が一般的に美しいもの、きれいなものとされていることなどと無関係ではないでしょう。
加えてポジティブで使いやすい花言葉であるため、使い道に迷ったり、困ったりすることもあまりありません。
また「心の美しさ」などバリエーションも非常に多いので、相手や場面にぴったりのものを使いやすいのも強みです。
「美しさ」の花言葉を持つ花
「美しさ」を表現するのに使えそうな花のうち、比較的知名度の高いものや入手性の良いものをご紹介します。
「バラ」
バラはバラ科バラ属の花です。
美しい花の代表格で、贈り物としても観賞用の花としても非常に人気があります。
ゆえに知名度の高さや入手性の良さはトップクラス。
ほとんどの地域や店において、様々なタイプのバラを一年中購入することができます。
代表的な花言葉は「美」や「愛」。
これらは汎用性が非常に高いものなので、バラは日常のささやかな贈り物としても、プロポーズなど大事なイベントにおけるギフトとしても使われます。
贈る花に迷った時、バラは最も無難な選択肢のひとつとなってくれるでしょう。
「オレンジの果実」
オレンジの果実は橙色の丸いもので、日本でもフルーツとしてよく親しまれています。
ゼリー、シャーベット、パウンドケーキ、サラダ、フルーツポンチなど様々な料理に使われるほか、ビタミンCやカロテノイドなどの栄養素を豊富に含み、アンチエイジングや健康維持に良い食べ物としても注目されているようです。
花言葉は「美しさ」や「優しさ」。
なおオレンジの花の花言葉は「純粋」や「愛らしさ」などで、オレンジの木の花言葉は「寛大」「気前の良さ」などです。
「ベラドンナリリー(アマリリス)」
ベラドンナリリーはヒガンバナ科アマリリス属の花です。
ユリに似た美しい花を咲かせるのが特徴で、主な花の色は白、ピンク、赤など。
また花言葉は「美しさ」「輝くばかりの美しさ」「誇り」「沈黙」「ありのままの私を見て」「私の裸を見て」などです。
花言葉の中にはかなり大胆なものもあるので、大人の恋愛向けの花だといえるでしょう。
「美しさ」と似た花言葉を持つ花
例えばツバキは「完全なる美しさ」という花言葉を持っています。
使える時期はある程度限られますが、相手の美を讃える時にはぴったりな花のひとつでしょう。
またランには「美しい淑女」、チューリップやツンベルギアには「美しい瞳」、カエデには「美しい変化」、アイ(藍)には「美しい装い」、ピンクのカーネーションには「美しい仕草」、ミズバショウには「美しい思い出」、シャコバサボテンには「美しい眺め」、ビデンスには「美しい調和」、クレマチスには「心の美しさ」、ホオズキには「自然美」、ガーベラには「神秘的な美しさ」、ハイビスカスには「常に新しい美」という花言葉があります。
少し変わったものとしてはブラキカムの「自由な美」、コルチカムの「危険な美しさ」、ピラカンサの「美しさはあなたの魅力」、スイートアリッサムの「美しさに勝る価値」などが挙げられるでしょう。
まとめ
「美しさ」や「美」という花言葉を持つものとしてはバラやオレンジ(果実)、ベラドンナリリーなどが挙げられます。
また花言葉のバリエーションが非常に多いのも特徴です。