「まだ好き」という花言葉の花は、一度別れた恋人へ贈り、復縁を迫るメッセージになります。
これが良い意味に受け取られるかどうかは、別れ際の状況によります。
別れる原因を作った側が贈っても望み薄です。
それでも復縁を望むなら、まず自分がいかに改善されたか知らせ、その後リアクションを見ながら、伝えるタイミングを計るといった、段階的な対応が必要でしょう。
「まだ好き」の花言葉を持つ花
「まだ好き」という花言葉を持つ花は、ありません。
「まだ好き」と似た意味の花言葉を持つ花
「まだ好き」に似た意味の花言葉を持つ花は、多数見られます。
「白いカーネーション」
ナデシコ科ナデシコ属の白花品種です。
「赤いカーネーション」は母の日の贈り物にする花として知られますが、かつて「存命の母へは赤、そうでない時は白」と、使い分けた時代がありました。
子供が傷つくだけなので、結局赤に統一されましたが、その頃のイメージで付いたのが「私の愛は生きています」という花言葉です。
文字通りに取れば、「まだ好き」という意味になります。
他の花言葉は「純粋な愛」「純潔」「尊敬」「かわいくて愛らしい」と、良い言葉が揃いますが、「愛の拒絶」という真逆の言葉も混じります。
贈る時はカードなどを使い、伝える花言葉をはっきりさせましょう。
「ベニジウム」
キク科ベニジウム属の一年草です。
花は二重の菊で、花弁が2ないし3色の段になり、同心円の模様に見えます。
花色は白、黄色、オレンジです。
春の花ですが、夏の太陽を思わせるような暖色の花の姿から、「変わらぬ熱愛」という「まだ好き」と近い花言葉が付きました。
他の花言葉は「切なる喜び」「新しい美」「活発」などがあります。
他に「ゴデチア」にも「変わらぬ熱愛」という花言葉は付きます。
「アンブロシア(豚草)」
キク科ブタクサ属の一年草です。
花は黄色く長い花穂をつけ、花粉を飛ばします。
日本へは明治期に渡来しましたが、本格的に広まったのは太平洋戦争後で「マッカーサーの置き土産」とも呼ばれました。
この2段階で広まった経緯から付いた花言葉が「よりを戻す」です。
他に、花粉を飛ばして離れた場所の「まだ好き」な相手を呼び寄せているように見える事も意味が合います。
他の花言葉は「幸せな恋」「夫婦愛」「決して離れない」で、復縁を持ちかける言葉が揃います。
他にも「まだ好き」に似た花言葉は多く、「変わらない愛情」が「センニチコウ(千日紅)」、「もう一度愛して欲しい」が「黄色いスイセン」、「不滅の愛」が「カレープラント」と「紫のチューリップ」、「愛よ蘇れ」が「ツワブキ(石蕗)」についています。
まとめ
「まだ好き」という花言葉を持つ花はありません。
似た意味の花言葉を持つ花は「白いカーネーション」「ベニジウム」「ゴデチア」「アンブロシア」「センニチコウ」「黄色いスイセン」「カレープラント」「紫のチューリップ」「ツワブキ」などがあります。
相手の気持ちを考え、贈る花やタイミングは吟味しましょう。