バラ(薔薇)はバラ科バラ属の総称です。
花の女王とも呼ばれ色、香り、形など多様な種類、そして系統があり、ヨーロッパからアジアまで広く北半球に分布し愛を象徴する花として広く知られています。
園芸用としても好まれるほか、切り花も人気で愛の贈り物として好まれています。
今回は特にバラ(薔薇)の中でも「4本のバラ(薔薇)」の花言葉について解説します。
「4本のバラ(薔薇)」の花言葉
バラ(薔薇)の名前はイバラ(荊、棘)に由来するとされます。
「美しい花には棘がある」という言葉が示すとおり、バラ(薔薇)には鋭いトゲがあり触るものを傷つけます。
そのトゲこそが名前の由来であるというわけです。
また学名であるRosaはケルト語のrhodd(赤)が由来になった言葉のようです。
そんなバラ(薔薇)全体の花言葉は「愛」、「美」です。
ギリシャ神話において愛と美を司る女神であるアフロディーテ(ローマ神話ではヴィーナス)の誕生とともに生まれた花がバラ(薔薇)であることから「愛」と「美」の花言葉がつけられたようです。
バラ(薔薇)は花色ごと、枯れた花、蕾、トゲ、葉に至るまで細かく花言葉が存在し、また本数にも意味合いがあるとされています。
今回説明していく「4本のバラ(薔薇)」の花言葉は「死ぬまで気持ちは変わらない」です。
この花言葉について詳しく説明します。
「4本のバラ(薔薇)」の花言葉「死ぬまで気持ちは変わらない」
「4」という数字は読み方が「し(死)」に通じるということで不吉視されることが多い数字です。
日本においてはマンション、ホテル、病院の部屋番号に4と9が避けられることが多く、特に車のナンバープレートでは死を連想させるものとして「42」「49」を使えなくなっています。
一方でキリスト教圏のヨーロッパにおいては十字架を連想させる数字としてラッキーナンバーとみなされることが多く、4つ葉のクローバーは幸運の象徴であるとされます。
また数学においても4という数字は安定した数であるとの認識が多くされている(四角形など)など、4とはバランスの取れた安定した数字であり変化しづらい数字であるということから、「死ぬまで気持ちは変わらない」という花言葉がついたようです。
「4本のバラ(薔薇)」の豆知識
切り花でバラ(薔薇)を贈られた際は、なるべく長く楽しみたくなるものです。
バラ(薔薇)の適温は一般的に15度から25度と言われているのでなるべく涼しいところに飾り、毎日水を取り替えると比較的長く楽しむことができます。
まとめ
「4本のバラ(薔薇)」には、変わらない愛を伝えるメッセージがこもっています。
花を贈る際の参考になさってください。