「14本のバラ(薔薇)」は、14本にまとめた切り花のバラを意味します。
バラは、バラ科バラ属の総称です。
古くから親しまれており、紀元前5000年頃のメソポタミア文明にも記述があります。
元は一重の花でしたが、改良が繰り返され、現在の姿となりました。
多数の品種があり、3万とも10万以上とも言われています。
そんなバラには、様々な花言葉が付いているのですが、本数別でも細かく花言葉が付けられているのです。
今回は、「14本のバラ(薔薇)」の花言葉について解説します。
「14本のバラ(薔薇)」の花言葉
「誇りに思います」「誇らしい」といいます。
良い意味の言葉で、誰かしらを褒める時の贈り物に向きます。
「誇りに思います」
14には特に区切りがないようですが、年齢の14歳は、反抗期の頃です。
反抗する理由は、自我が確立し、1人の人間として扱って欲しいという自尊心、つまり誇りが芽生える事が理由の1つと言えるでしょう。
誇りは大切な感情です。
一方、人生は誇りに傷が付きやすいものです。
誇りにこだわって命を失っては意味がありません。
仲間や子供のために誇りを捨てるのは、むしろ美徳として扱われる事もあります。
ですが、そうやって誇りを傷つける事に慣れてしまうと、いつの間にか自分の立ち位置が分からなくなっていくのです。
企業が起こす不祥事に「仕事に対する誇りがあったら、こんな事は出来ないのでは?」というものが時折あります。
これが誇りを傷つけ続けた末に起きる事です。
自尊心を常に意識し、必要なら環境を変える実行力も必要でしょう。
「誇りに思います」は、自分が何かしら誇らしいと思う事を成し遂げた時、「14本のバラ(薔薇)」を部屋へ飾り、自らに向けて言うのに向く花言葉です。
また、あなたの教え子が成し遂げた時に贈るにも良いでしょう。
「誇らしい」
誇らしい気持ちは、心を温め元気付けます。
自分が「良い」と思う事が出来ている、自己肯定感の表れです。
家柄や実績、財産、評価など、目に見える根拠は必ずしも必要ありません。
何かしら、自分の思想信条通りに振る舞えているなら十分です。
誇らしい気持ちを持たない行動は、「何故こんな事をしているのか」と思った途端徒労感に襲われます。
何かしら誇らしい気持ちになれるよう、部屋へ飾るのに向きます。
子供達に贈り、彼らがあなたにとって誇らしい存在であると伝えるのも良いでしょう。
「14本のバラ(薔薇)」の豆知識
14という数字は、幾つかの意味と結び付いています。
野球好きにとっては「沢村栄治」の永久欠番がすぐに思い浮かぶでしょう。
他に、東洋の思想において「15」は「完全なもの」とされ、14はそれに及ばない不完全なものとされます。
悪い意味にもなりそうですが、「未知の伸びしろがある」とも解釈できます。
まとめ
「14本のバラ(薔薇)」は、花束として華やかでありつつ、リーズナブルで、持ち帰りやすいサイズです。
花言葉を知れば、意味深い贈り物になるでしょう。
花を一層鮮やかに見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。